カイザーノヴァ分析データは逆風も精神面の成長で優勝を狙う!!

カイザーノヴァ分析データは逆風も精神面の成長で優勝を狙う!!

前進余地あり

共同通信杯(G3)出走です。前走後、プラスビタール・スピード遺伝子検査がT・T判定であることから距離延長、そしてダービーを見据えて東京コースを経験することから、共同通信杯がいいのではと書きましたが、そのとおりになりました矢作先生はダービーを見据えられていると思います

前走の朝日杯では、着順こそ8着でしたが勝ち馬から0.7秒差でした。1番枠から後方に下げて直線だけ追う展開でしたので、もっとスムーズに競馬ができれば勝ち負けまであったと思います。

上がり最速タイの33.5秒は今回人気を背負うステラヴェローチェと同じですから、瞬発力勝負では負けていません。もう少し前目で折り合えることができれば好勝負になると思っています。十分に前進の余地ありと考えています。

東京11R 共同通信杯(G3)芝1800m(3歳)

(JRA)

枠は大外12番枠となりました。東京1800mは緩やかとはいえスタート後にコーナーを迎えますので外枠は不利です。ただ、今回は12頭立てなので、そこまで大きな不利にはならないと思います。気性難を抱えるカイザーノヴァにとっては、後入れで包まれない大外はかえって良かったと考えます。

外枠からスルスルとポジションを上げ、中団で折り合うことができれば、直線で33秒台の末脚が炸裂すると思います。

データは逆風

カイザーノヴァの戦績は、JRAホームページのデータ分析のすべてでダメな項目に当てはまります

  • 前走着順3着以内 ×8着
  • キャリア4戦以下 ×5戦
  • 4大場9頭以上3着以内経験 ×なし
  • 前走単勝人気7番人気以内 ×14番人気

唯一、WIN5向けの優勝馬に絞ったデータ「前走4コーナーを3番手以下であること」のみ当てはまりますが、4項目に合致することが前提でしょうから、門前払いといったところでしょうか。

データ上は向かい風どころか逆風吹き荒れるという感じです。ただ、これまでの戦績は気性難によって折り合いを欠いていたことが大きな要因ですので、当日落ち着いていれば、十分逆転可能と踏んでいます

調整は順調

最も気になる折り合い面では、改善の兆しが見えています。帰厩後は6本の追い切りを消化していますが、これまでは最終追い切りを併せ馬で追い切っていました。今回は、併せ馬は一週前で消化し最終は単走です。

その効果が出たのか、最終追い切りの単走はきれいな加速ラップで、終い2ハロンがともに12秒台と速い時計を持続しています。

もちろん東京までの輸送がありますので、当週は軽め調教だと思いますが、気持ちの昂ぶりを抑える面からも良いと思いますし、当週軽めでも動けるように心身ともに成長している証ではないかと考えます。

成長したカイザーノヴァが直線で差し切り、先頭でゴールする姿が見られると期待します

近況報告

21.02.11
2月14日(日)東京11R 共同通信杯(GⅢ・芝1800m)に坂井瑠星騎手にて出走予定。
「きのう坂路単走で追い切りました。この馬にしては動けていましたし、放牧前と比べてアクションなどが良くなっていますね段々と精神面の成長も窺える状況ですが、今回は初めての長距離輸送、それに1800mになりますので、折り合いがひとつのカギと言えるでしょう。あとは展開。東京の長い直線は魅力ですから、末脚が活きる形になってくれればと思います。前走同様、シャドーロールは着用する方向で考えています」(矢作調教師)

21.02.04
栗東トレセン在厩。昨日、長めから追い切られています。
「今週はCウッドにて併せ馬。坂井瑠星騎手を鞍上に、道中のリズム、仕掛けてからの反応ともに良かったですよ。飼葉喰い、脚元などにも問題はなく、2月14日(日)東京11R 共同通信杯(GⅢ・芝1800m)に向けて、順調に仕上がってきていると思います」(矢作調教師)

21.01.28
栗東トレセン在厩。今朝、坂路にて52秒台をマークしています。
「予定通り、今朝追い切りました。この調子で日曜そして来週の火曜と速めの本数を積み重ねていきたいと思います」(矢作調教師)

21.01.27
昨日、栗東トレセンに帰厩。本日より坂路入りを開始しています。
「今朝から軽い調教を開始しています。馬体の印象は良く、乗り役によれば、『跨っていても落ち着きがあり、背中の感触にも良化が窺え、成長を感じます』とのこと。明日、日曜日と追い切りを重ねていき、2月14日(日)東京11R 共同通信杯(GⅢ・芝1800m)に向けて仕上げていく予定です」(矢作調教師)

21.01.20
チャンピオンヒルズ在厩。先週同様、おもにウッドチップ坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1~1本半を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
「昨日はテンから15秒で入り、終い2F14.5-14.5をマーク。持ったままでの登坂となりました。現状ではモタれ気味に頭を下げて走るか、頭の位置を高くして走るかのどちらかといった形。その中間をキープできればベストなのですが、まだ極端なところがありますね。それでも少しずつは良くなっていますので、根気よく進めていければと思います。来週には帰厩日がハッキリしてくるのではないでしょうか」(小泉厩舎長)

21.01.13
チャンピオンヒルズ在厩。おもにウッドチップ坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンター1~1本半を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
「周回コースも併用していますが、速めを行く日は角馬場から坂路を1本。半マイル57.7を楽に駆け上がってきました。ハミを下で取ってモタれ気味のイメージではありますが、こちらでは激しく追うわけではありませんので、あえてこれくらいで乗り、背中やトモを使わせるのもひとつの手かと。現段階ではそのほうがトレセンに入った後、かえってプラスに働くのではないかと考えます」(小泉厩舎長)

21.01.06
チャンピオンヒルズ在厩。おもにウッドチップ坂路にてハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。今朝より、15-15を開始しています。
「前回は放牧を挟んでの一走だったこともあり、ダメージは少なかった様子。問題なく立ち上げることができていますよ。こちらでは坂路を下るメニューも取り入れているのですが、その際に馬自身のバランスでステップを踏ませるように気を付けており、これが少しでもフォームの改善につながってくれればと考えます。『2月14日(日)東京11R 共同通信杯(GⅢ・芝1800m)あたりも視野に入れながら』(調教師)進めていきましょう」(小泉厩舎長)

20.12.23
チャンピオンヒルズ在厩。明日より、騎乗を再開する予定になっています。
「とりあえず脚元に問題はなさそうですね。まだレースから日が浅い状況ですので、跨ってからの感触なども窺いながら。背腰に疲れがあるようならば、インディバ(高周波温熱機器)やショックウェーブ放射を行うなどして、ケアしてあげようかと思っています」(小泉厩舎長)

20.12.22
本日、チャンピオンヒルズへリフレッシュ放牧に出ています。

広尾サラブレッド倶楽部