広尾TC出資馬 レトロクラシック’19

広尾TC出資馬 レトロクラシック’19

広尾サラブレッド倶楽部で出資しました1歳馬、レトロクラシック’19(牡馬 父エイシンフラッシュ)の紹介です。

4月産まれで大人びた馬体

この仔の魅力はなんといっても逞しい馬体と歩様の良さです。

出資馬選びはまず血統から見るのですが、まだこの2019世代が5世代目と新しい種牡馬とはいえ、エイシンフラッシュ産駒から1億円ホースが出ておらず、地味な印象しかありませんでした

おそらくシルクキャロのような70頭以上募集があるクラブでは目に止まらなかった可能性もあります。

元々黒光りする黒鹿毛、青鹿毛好みということもありますが、立ち姿の写真、動画を見たときに1歳馬と思えないような逞しい馬体としっかりした歩様に惹かれました

血統も深く見れば魅力的

勢いのある牝系

広尾TCのOurBloodともいえるステラリード、ゴッドフロアーと母が同じで、レトロクラシック自身もカーネーションC優勝を含む3勝馬と活躍しています

ステラリードからは、カーネーションCで豊騎手の心を掴んだパラスアテナ嬢がいますし、新馬勝ちした愛馬カイザーノヴァもいて、この牝系から活躍馬が出ています。

ゴッドフロアーの初仔ゴッドシエルもデビューに向けてゲート試験合格まで進んでいるようです。

こうした勢いのある牝系というのは、配合以上に魅力的に思います

母父ディープインパクトと好相性

エイシンフラッシュ産駒の活躍馬の共通点は、牝系にHaloを持つ仔が多いということです。稼ぎ頭のジェシーも母父トニービンですが、母母父がサンデーサイレンスです。

父エイシンフラッシュは、産駒に豊富なスタミナを引き継ぎますが、スピードに欠けるということで、日本の芝に適合するスピードを補う必要があるということです。

相性がよいのは、エイシンフラッシュの牝系にあるRed Godと近い血統が効果的ということで、Halo、サーゲイロードの代表産駒Sir Ivorがよいとされています。(坂上明大、生駒永観「血統のトリセツ」(株)KADOKAWA)

ディープインパクトは、自身がHalo≒Sir Ivorクロスを持っていて、これがディープのスピードを担っているということですから、エイシンフラッシュにとってはとても心強い配合相手となります。

血統的にもエイシンフラッシュの代表産駒になる資格は十分に持っていると思います。

デビューまで順調に進んでいってほしいです。

近況報告

20.08.14 木村秀則牧場在厩
先月同様、おもに昼夜放牧による管理が続けられています。
「父や母、母の父など、どれかの血が極端に偏って色濃く出ているような印象はなく、初仔でもあってもうひとつ傾向がつかみきれませんが、イメージは芝の中距離あたりといったところでしょうか。適度にまとまりのある馬体がこれからどのように大きくなってくるのか。その変化にも注目していきたいですね。育成牧場への移動に向けて、先月後半より、ハミをつけての歩行練習を進めています」(木村担当)

20.07.17 北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩
おもに昼夜放牧により管理されています。体高151cm、胸囲172cm、管囲20cm(7月中旬測定)
「いとこのパラスアテナと同じく、ウェルシュステラの牝系にキングマンボ系の種牡馬を迎えての母の待望の初仔。普段はまったく手がかからず、放牧地でも群れの陰に隠れたりして一見すると大人しそうですが、やる時はやるといった感じで、火がつく気性の持ち主ですよ。いかにもスタミナがありそうですし、生まれてこの方、これといったケガや病気をしていない点も大きな強みと言えるでしょう」(木村担当)

広尾サラブレッド倶楽部