クロウエア発症から1年3ヶ月坂路ハロン15~16秒まで時計を伸ばす♪

クロウエア発症から1年3ヶ月坂路ハロン15~16秒まで時計を伸ばす♪

発症から1年3ヶ月

昨年の7月2日に歩様に乱れが見られ、翌3日に右前の屈腱炎と診断されました。同日に栗東からNFしがらきに移動し、16日にNF天栄を経由、18日にNF空港へ移動しています。

8月1日のNF空港でのエコー検査では、損傷率30%で「損傷個所は中心部から外れているものの、最低でも1年程度の休養が必要と見ています。」と診断されました。

2連勝したことと損勝率30%ということから復帰を目指すこととなり、発症から現在まで1年3ヶ月経っています

ハロン15~16秒まで時計を伸ばし

発症から9ヶ月はウォーキングマシンで軽く身体を動かす程度でした。

その後、2ヵ月半ほどトレッドミルを加えて、約1年を迎えようとする時期に騎乗運動が開始されました。

騎乗運動開始から2週間はロンギ場でのフラットワーク、1週間周回ダートコースに入り、その後坂路コースに入っています。

そして、ようやく坂路でハロン15~16秒で乗れるまで回復しました

発症後の運動歴

  • 2019年7月~2020年3月(9ヶ月)
    ウォーキングマシン
  • 2020年4月~6月17日(2ヵ月半)
    トレッドミルかウォーキングマシン
  • 2020年6月24日~7月9日(2週)
    ロンギ場でのフラットワーク
  • 2020年7月22日(1週)
    周回ダートコースで軽めのキャンター
  • 2020年7月30日(1週)
    周回ダートコースで軽めのキャンターと週2日坂路ハロン17~18秒1本
  • 2020年8月6日~8月19日(2週)
    周回ダートコースで軽めのキャンターと週2日坂路ハロン16~17秒2本
  • 2020年8月27日~9月17日(3週)
    周回ダートコースで軽めのキャンターと週2日坂路ハロン15~16秒2本
  • 2020年9月24日~
    トレッドミルかウォーキングマシン

今は、左トモに疲れが出たため無理をせず軽めの運動をしています。

左トモに負担が掛かっているということは、右前を庇いながら走っているということでしょうか。

馬体重は怪我前は460kg台で出走していましたが、現在は520kgまで増えています。成長分が20kgあるとして、復帰戦は480kg台くらいでしょうか

ここまで待ちましたので、いつ再発しても不思議ではない屈腱炎ですから、慎重に進めて欲しいと思います

(5ヶ月ぶりの記事。キャロットは近況報告がずっと残るのが良いですね)

近況報告

20/10/1 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「引き続き、左トモを中心にケアをしながらメニューを進めています。右前脚に負担がかからないように回復を促した上で乗り出しを再開したいと思います。馬体重は520キロです」(空港担当者)

20/9/24 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「継続的に負荷をかけてきたことで、肩や背腰、特に左トモを中心に疲労が溜まってきていますので、重点的にケアを施しています。回復具合を見ながら、騎乗運動の再開時期を見定めていきたいところです」(空港担当者)

20/9/17 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本登坂しています。「少しずつ速めのペースで乗り進めていますが、ここまではいい意味で変わりありませんね。脚元のケアは怠らず、更に状態を上向かせていきたいと思います。馬体重は506キロです」(空港担当者)

20/9/10 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本登坂しています。「引き続き、坂路でのメニューを取り入れて進めることができていますよ。まだ動きに重苦しさがあるので、焦らず本数をこなしていきたいところです」(空港担当者)

20/9/3 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本登坂しています。「この中間もハロン15秒ペースを取り入れて進めるようにしています。じっくりと負荷をかけていくことで、強固な下地を構築していく考えです。馬体重は497キロです」(空港担当者)

20/8/27 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本登坂しています。「徐々にペースを上げ始めていますが、いい意味で変わりなさそうです。変化を見極めつつ、疲労を感じさせる部分にはショックウェーブ等でケアを施していければと考えています」(空港担当者)

20/8/19 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。「まだ速めのペースを開始するには至っていませんが、継続的に坂路でのメニューをこなすことができている点は好印象です。引き続き、脚元の変化には注意しながらメニューを進めていきます。馬体重は516キロです」(空港担当者)

20/8/13 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。「この中間も変わりなく進めることができています。脚元の兼ね合いがあるので一気にペースを上げるのではなく、慎重に負荷を高めていければと考えています」(空港担当者)

20/8/6 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。「脚元のチェックを行いつつ、少しずつ負荷を高めるようにしています。無理のないよう対応していき、着実に動ける下地を築いていきたいところです。馬体重は510キロです」(空港担当者)

20/7/30 NF空港
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は屋内坂路コースでハロン17~18秒のキャンター1本登坂しています。「周回コースでは変わりなく動けていたので、坂路調教へ移行しています。引き続き、脚元のチェックを怠らずに焦らず進めていく考えです」(空港担当者)

20/7/22 NF空港
この中間は周回ダートコースで軽めのキャンター調整を行っています。「この中間から周回コースでのメニューを取り入れ始めています。まだ軽めの内容ですので、脚元の状態を確認しつつ焦らず乗り進めていきたいところです。馬体重は500キロです」(空港担当者)

20/7/9 NF空港
この中間はロンギ場でのフラットワークを行っています。「引き続き、軽めの内容で脚元の状況を確認しながら進めるようにしています。しばらくはトレッドミルを併用しながら負荷に慣らしていければと考えています」(空港担当者)

20/7/2 NF空港
この中間はロンギ場でのフラットワークを行っています。「この中間から騎乗運動を取り入れています。ただ、乗り始めたばかりで、脚元の状態には少し波がありますので、更にペースを上げていけるかどうかは状態を見極めながら検討していく考えです」(空港担当者)

20/6/24 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「引き続き、変わりなくメニューをこなすことができています。獣医師からは”近いうちに軽めの騎乗運動を取り入れても良いのでは”という話が出てきているので、経過を見つつ判断していければと考えています」(空港担当者)

20/6/17 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「トレッドミルでのメニューを開始して、おおよそ2ヶ月が経過しましたが、まだ騎乗運動へ移行するには暫しの時間が必要と考えています。この後も焦ることなく、着実に進めていきたいところです。馬体重は516キロです」(空港担当者)

20/6/9 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「この中間に定期のエコー検査を行っています。引き続き、大きな変化はない状況でしたから、このままメニューを継続していければと考えています」(空港担当者)

20/6/3 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「引き続き、トレッドミルでのメニューは続きますが、変わりなく取り組めています。脚元の状態をチェックしつつ、良化に努めていければと思います。馬体重は512キロです」(空港担当者)

20/5/27 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「馬体重は一定の数値で安定しており、コンディションは問題ありません。無理のないように動かしていき、しっかり下地を構築していきたいと考えています」(空港担当者)

20/5/21 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「継続的にトレッドミルでのキャンター調整を続けていますが、状態はいい意味で変わりありませんね。引き続き、脚元の状態をチェックしながらメニューを続けていきたいところです。馬体重は508キロです」(空港担当者)

20/5/13 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「日によって強弱を付けつつトレッドミルでのメニューをこなすようにしています。今しばらくは現状の内容で進めていき、次のステップへ移行できる時期を見定めていきたいです」(空港担当者)

20/5/6 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「引き続き、変わりなく日々のメニューを進めることができています。焦らずメニューをこなしていくことで、騎乗運動再開へ向けての体力作りを行っていきます。馬体重は506キロです」(空港担当者)

20/4/30 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「脚元の状態を見ながら速めのキャンターペースを取り入れて進めています。休養期間が長かったこともありますから、じっくり下地を構築していきたいところです」(空港担当者)

20/4/23 NF空港
この中間はトレッドミルかウォーキングマシンでの調整を行っています。「少しずつキャンターペースを速めていますが、ここまでは変わりありませんね。負荷を高めるタイミングは注意が必要ですから、脚元の状態をしっかりと確認しつつ進めていきます。馬体重は511キロです」(空港担当者)

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