ナオミライトニングデビュー勝ち!ゲート試験からあれよあれよと新馬勝ち

ナオミライトニングデビュー勝ち!ゲート試験からあれよあれよと新馬勝ち

矢作セレクトの凄み

ナオミライトニングが8月16日、札幌でデビュー勝ちを飾りました!

「何これ?いい馬だな、俺やりたいんだけど。」この仔の初めの近況報告にあった矢作先生の言葉です。この一言から縁が紡がれ出資したナオミライトニングが、この世代最初の勝利をもたらしてくれました。

矢作先生の相馬眼の凄さは、広尾TCのカイザーノヴァで実体験していますが、いざ実際に勝つところを目の当たりにすると、空恐ろしくも感じます。

そして、初仔なので初めは小さかったけど成長著しく募集時の馬体重が440kg、気性がうるさいとされ入厩時に危惧されていたけど実際は注射を打つ時くらいでゲートもすんなり合格と、ナオミライトニングはマイナス要素がなぜか解消されるという幸運の持ち主です。

本当に、あれよあれよとすんなりと入厩からデビュー勝ちまで進んでくれました。よく言われる1勝の重み、難しさを微塵も感じませんでした。

もしかすると、ナオミライトニングは特別な星の下に産まれた馬かもしれません。

札幌5Rメイクデビュー札幌1200m芝

(JRA)

レース回顧

(画像:JRA)

1.スタートは一完歩目が少し遅れましたがすぐに加速し、先頭に並びかけます。
2.先団4頭で進みますが・・・
3.無理にハナを主張せず、すっと後ろに下げます。うるさい気性は影を潜め、流れの中で折り合います。
4.そのまま第3コーナーを回りながら先頭の馬から離されないよう徐々にペースを上げます。
5.目の前には一頭分のスペースがあり、そこに入って並びかけると思ったら・・・
6.直線に入るとそのスペースが狭くなると先読みしたのか、又はコーナーの出口で加速できるようにか、佐々木騎手は後方外を確認した後、さらに外に進路を取ります。
7.外に進路を取った分、スムーズに直線に入ったウーマンズパワーに一馬身差を付けられましたが・・・
8.直線に入ると読み通り先頭の2頭の間が狭くなり、挟まれて馬が怯んでしまうリスク回避と、後ろから追い上げるリバティーの前を塞ぎながら、前がクリアになる進路を取った佐々木騎手の好騎乗が光ります。
9.直線では手応え抜群で加速し、先頭の馬に並びかけます。
10.その後は一頭抜け出し、1馬身半の差をつけてデビュー勝ちを飾りました!

とても強い勝ち方でした。中1週ですずらん賞に向かうプランもあるほどに、矢作先生はこの仔の強さに信頼を寄せられています。

球節に張りが出たので大事を取って放牧に出ましたが、次走に期待が持てるデビュー勝ちでした。

矢作先生、厩舎スタッフの皆様、シュウジデイファームのスタッフの皆様、勝利に導いていただき感謝申し上げます。

放牧先のチャンピオンヒルズでは、人を叩いたり、うるささが出ているようで、スタッフを困らせているようです。

ナオミライトニング、一休みして早くレースに戻ってきてね。

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