シエロエスティーボ デビュー戦2着!自らレースを作る巧者ぶりを見せた

シエロエスティーボ デビュー戦2着!自らレースを作る巧者ぶりを見せた

瞬発力勝負に対応

スタート良くハナに立って、1000m1分4秒7の超スローペースに持ち込み、直線残り500mで手綱をしごき、残り400mでムチを入れ、瞬発力勝負となりましたが、道中最高峰付近にいた6番テンカノギジンに直線で並ばれ併せ馬の形から、最後クビ差遅れての2着でした。

今回は完全に自分の形に持ち込んだ展開で、後方待機していた勝ち馬に差されたのですから、相手が強かったです。

たらればを言いますと、直線入り口でもう少し内に入れば、勝ち馬は馬場の悪いところか、外に出さざるを得ず、クビ差は逆転していたと思います。

直線入り口で1番が外に外にヨれてきましたから、仕方がなかったとは思いますが、勝ち馬にとっては良い展開でした。しかし、あの末脚は現時点では決定的な力の差と認めざるを得ません。

しかし、シエロも最後詰め寄る場面で手前を何回も変えているように、良くなる余地を残しています。

今回は人気薄の逃げがハマった形で、次からは楽に逃がしてくれないでしょうから、番手から抜け出す競馬に挑んでほしいと思います。

現時点で能力上位は間違いありませんので、続戦して早めに勝ち上がっておくと安心できますが、さてどうなるでしょうか。

新潟5R メイクデビュー新潟 芝1800m

(JRA)

レース回顧

(画像:JRA)

1.スタート良く半馬身ほど抜けて、そのままハナを取る勢いで進みます
2.競りかけてくる馬もいないというかスピードでハナに立ちます。やや掛かり気味にも見えます。
3.荒れた内を走らないように外目からコーナーに入ります。
4.1000m1分4秒7の超スローペースに持ち込み、先行有利の展開を作ります
5.第4コーナー、開けていた内を他馬に突かれながらも慌てず自分の競馬に徹します。
6.内を突いた他馬と一線に並ばれるも、シエロも400m辺りまで温存したムチを入れさらにスピードを上げます。
7.残り100m、シエロと1番コスモチプリア、勝ち馬の6番テンカノギジンの3頭1馬身抜け出します。
8.テンカノギジンに1馬身リードされ万事休すと思ったところから、手前を変えさらに加速します。
9.最後はクビ様で追い上げての2着。あと20mもあれば逆転していました。
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