ステラリード’19毎月10kg以上増量!!トモが一回り大きくなって
- 2020.12.12
- 広尾 キングエルメス
- 牡馬, 育成, 広尾TC
8月下旬に459kgだった馬体重が、11月下旬で498kgと3ヶ月で39kgも増えています。調教負荷を高めながら増えていますので良い傾向です。
高めのテンションは少し心配ですが、走り出せば冷静になるようですので、兄カイザーノヴァより競馬が上手かもしれません。
元々トモは立派でしたが、最近はより目立つように大きくなってきています。胴が絞れてきて肩周り、トモといった推進力を生み出すところに筋肉が付いてきています。
その中でもトモが目立ちますので、前ではなく後肢を使って走れているのかなと思います。運動神経は兄より上かもしれません。
まだ腰高ですので、500kgは超えてきそうです。
前後の肉付きがよくなって胴が短く見えますが、胴伸びのある馬体ということで、プラスビタール検査はのC・T判定のとおり2,000m前後で活躍してくれそうです。
プラスビタール・スピード検査判定
アイルランド・イギリスの競走馬を対象としたデータ
C:C型の距離適性
1000m競走で75%、1200m競走で65%の勝馬がC:C型でした。
C:C型が勝利した競走の98%は1000~1600mの距離でした。
C:C型は速いスピードを持つ、短距離タイプです。
最も適した競走距離は1000~1600mです。C:T型の距離適性
2400m競走で55%の勝馬がC:T型でした。
C:T型が勝利した競走の約70%は1600~2400m、50%は1000~1600mの距離でした。
C:T型は速さとスタミナを併せ持つ、中距離タイプです。
最も適した競走距離は1400~2400mです。T:T型の距離適性
公益財団法人競走馬理化学研究所
1000mあるいは1200m競走の勝馬にT:T型はいませんでした。
T:T型が勝利した競走の90%以上が1600mを超える距離、80%以上が2000mを超える距離でした。
T:T型はスタミナに優れた、中~長距離タイプです。
最も適した競走距離は2000m以上です。
近況報告
20.12.11 シュウジデイファーム在厩。
広尾サラブレッド倶楽部
おもにBTCの直線ウッドチップ馬場や坂路にてハロン20~24秒ペースのキャンター1~2本を乗られています。馬体重498kg(11月下旬測定)
「カイザーノヴァよりも落ち着いて走ってくれますが、やはりテンションが高めで、気が入りやすいところなどは兄弟ですよね。それでも気持ちがある馬ですから、集団の先頭に立たせて行っても、思いのほかこなせてしまう感じ。いざ走り出してしまえば特に問題はありません。ゲート練習も継続して行っています」(石川代表)
20.11.13 シュウジデイファーム在厩。
広尾サラブレッド倶楽部
おもにBTCの直線ウッドチップ馬場や坂路にてハロン22~24秒ペースのキャンター1~2本を乗られています。馬体重491kg(10月下旬測定)
「適度に胴伸びがあって、余裕のある体の造りですよね。やはりテンションは高めですが、半兄のカイザーノヴァがギャンギャンしていたことを思えば、我慢できている方ではないでしょうか。ゲート練習については、(レースで使用している発馬機よりも)少し大きめの枠を通過させるところから進めています」(石川代表)
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