ワイオラの19育成牧場への移動が遅れた分頑健な体力を手に入れた
身体が資本
今年の夏は北海道でも35度を超える猛暑日があったように残暑が厳しい夏でしたが、そんな中でもこの仔は元気いっぱいで、夜間放牧で基礎体力づくりに励んでくれました。
育成期の放牧は、運動はもちろん馬社会での社会性を養うなど多くの効果が見込めるということで、体力だけではなく精神面でも成長してくれていると思います。
若馬の昼夜放牧管理について(日本中央競馬会 日高育成牧場 生産育成研究室 研究役 佐藤文夫)
ダート適性お墨付き
そして、深い砂を軽快に走ったようで、ダート適性を示してくれました。繋ぎが立ち気味ですので、ダートはこなせると思いましたが、早くも証明してくれました。
芝・ダート兼用の方が、番組の選択肢が増える点で勝ち上がりに有利ですし、道悪芝もこなしてくれそうですからいいと思います。
基礎体力が十分に付いてくれば、騎乗運動が始まっても堪えることなくメニューをこなしてくれると思いますので、今は少し遅れ気味ですがここから順調に進んでくれると期待します。
近況報告
2020.10.01 所有馬情報
SILK HORSE CLUB
在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
Yearling担当者「9月28日にノーザンファーム早来へ移動しましたが、それまでは順調に夜間放牧を行い、暑さの影響を受けることなく順調に進められました。持ち前の頑丈な馬体のおかげで、一度も休むことなく夜間放牧を行うことが出来ましたし、しっかりと運動を続けたことで、代謝が良く、食欲旺盛で元気いっぱい過ごせましたね。ウォーキングマシンでの運動に加えて、ロンギ場でのキャンターも始めていましたが、深い砂をモノともしない軽快な走りで、運動後も息の入りが早く、幼い見た目にも関わらず、良い体力の持ち主だと感じました」馬体重426kg
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