広尾TC募集馬出資判断(プシュケ’ 20)
募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内です。
- 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
- 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
- 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
- 必ず公式データで確認をお願いします。
プシュケ’ 20
- 父 レッドファルクス(種付時8歳)
- 母 プシュケ(出産時4歳)
- 母父 ノヴェリスト
- 性別 牡馬
- 生年月日 2020年1月24日
- 測尺 体高-cm 胸囲-cm 管囲-cm 馬体重-kg
- 厩舎 美浦 根本康広
- 一口価格 7,500円 (募集総額1,500万円)
- 募集口数 2000口
血統の評価
- 父レッドファルクスは本世代が初産駒となる新種牡馬で特徴は未知数
- 同じスウェプトオーヴァーボード産駒でサンデー系中距離牝馬との間に産まれたパドトロワの産駒が先にデビューしているが、パドトロワ産駒の活躍馬にはサンデークロス持ちが多く本馬もサンデークロスを持っている点は好感がもてる
- 母プシュケは不出走のため馬場、距離適性が掴めないが、ノヴェリストやその父Monsun産駒の特徴から芝中距離適性であったと思われる
- 配合としては、芝短距離馬×芝中距離馬と補完しあう関係ということと、好走例の多いサンデークロス持ちという辺りか
- とはいえパドトロワ産駒の例からは中距離側に出ることは少なそうで、短からマイル辺りの適性と考えられ、プラスビタールスピード遺伝子検査もC・C判定
- 他には、父レッドファルクスと祖母ステラリードがミスプロ×サンデーで、母父ノヴェリストのみブランドフォード系という1/4異系配合で、本馬はサンデークロスだが、望田さんのHaloクロス+1/4異系配合の見方と考え方は同じと言え、サンデークロスがさらに輝きを見せると期待
- 4代目に1978年の米三冠馬Affirmedがいる血統表だけでもワクワクさせてくれる未知数ながらも期待感が大きい血統
立ち姿の評価
- トップラインはやや背中が落ちその分やや斜尻に見える臀部へ続く
- 縦横のバランスは均等で、前中後のバランスでは胴がやや長め
- 筋肉の凹凸は見えるが、短距離適性としては肉付きが物足りないか
- 肩、繋ぎの角度は標準的、後肢は直飛
- 頭の大きさ、首の長さは標準的
- 顎は目立ち、腹袋もゆったりして飼い葉食いは良さそう
- 大きく形の良い流星が印象的な知性を感じる顔立ち
歩様の評価
- ゆったりとした歩様で歩けている
- 前肢の出は肩から動かせてるもののやや窮屈に見える
- 後肢は飛節の伸びはもう一つで踏み込みは標準的、筋肉の張りは物足りない
- 首をうまく使えており、それもあって前で歩いている感じで、腰が上下し推進力が前に向いてないように見える
- 時折周囲を気にするも基本は前を向いて歩いており落ち着いている
出資判断
血統的には未知数な点が多くどこまで爆発するか全く分かりませんが、好感の持てる材料はあり牧場の新種牡馬に期待する狙いも分かる配合です。
馬体としては、胴がやや長めのためマイルから中距離までこなしてくれそうな期待がある一方で、短~マイルと考えますと筋肉の付きが物足りなく見えます。
初仔でもサイズは大きく育ちそうと案内されていますし、動画からも小さくは見えませんので大きさの懸念は無さそうです。
歩様はもう一つ物足りない印象です。レッドファルクス産駒の特徴が分からない分、当歳馬の肉付きがどうで、これからどう成長していくのかが分かりませんが、現状では筋肉量が少なく見えますし、力強さも感じられません。ステラリードのサドラーズウェルズの血に期待して、緩さが締まってくれると良さそうです。
ただ、価格が手頃なので勝ち上がってくれれば、スウェプトオーヴァーボード産駒は長く活躍していますので、長く楽しめそうな一頭です。毎月のポイントで出資するという気軽な感じで考えるのもいいかもしれません。
出資判断は、様子見として特に肉付き、力強さの点に注目してこれからの成長を見て行きたいと思います。何といってもステラリードの系譜ですから、簡単にスパっとは見限れません。
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