広尾TC募集馬出資判断(ミンティエアー’ 20)

広尾TC募集馬出資判断(ミンティエアー’ 20)

募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内です。

  • 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
  • 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
  • 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
  • 必ず公式データで確認をお願いします。

ミンティエアー’ 20

  •  マジェスティックウォリアー(種付時14歳)
  •  ミンティエアー(出産時16歳)
  • 母父 アグネスタキオン
  • 性別 牡馬
  • 生年月日 2020年2月9日
  • 測尺 体高-cm 胸囲-cm 管囲-cm 馬体重-kg
  • 厩舎 未定
  • 一口価格 19,500円 (募集総額3,900万円)
  • 募集口数 2000口

血統の評価

  • 父マジェスティックウォリアーは2015年に輸入され日本で種付された産駒のデビューは2017年とある意味日本競馬にとってはまだまだ新しい種牡馬
  • 輸入前の持ち込み馬ベストウォーリア、エアアルマスが大活躍して輸入のきっかけとなったのだろう
  • 日本での種付馬のデビューが昨年で、まだ3歳だが稼ぎ頭はキャロットのライトウォーリア(母父ディープインパクト)でダート中距離で活躍中
  • 活躍馬の共通点は、セクレタリアトなどナスキロを持つミスプロ肌馬か、クロスが薄いサンデー系肌馬との配合、ただサンデー系の一番手はまだ3歳とはいえライトウォーリア以外は1勝クラス
  • 馬場適性は、本賞金1,000万超えの17頭中16頭がダート、唯1頭ハローキャンディ(母父バブルガムフェロー)が芝で頑張っている
  • 母ミンティエアーは、3歳までは芝で走り古馬になってからはダートを使っている両適性
  • 種付は、ルーラーシップとの仔エルモンストロが活躍した以降キングカメハメハ系と配合がされた(19年産も産まれなかったがリオンディーズ)
  • マジェスティックウォリアーとの配合は突然で一族でも初となる配合
  • マジェスティックウォリアー×サンデーの3歳馬の活躍と、ミスプロではないがナスキロ持ちとのニックスを狙っての配合と推察
  • さらに望田さんによるA.P. IndyとWild Againのニックスの根拠であるDama≒Missy BabaMissy Babaをアグネスタキオンが持っている
  • 本馬の馬場適性は、血統からはダートで、芝をこなしてもおかしくない血も持っているという感じか
  • ただ、やっぱりサンデーとの配合で目立った活躍馬がいないという点は不安

立ち姿の評価

  • トップラインは、まだトモ高のためバランスは悪く見えるがキ甲が抜けてくれば緩やかなラインになりそう
  • 緩やかな斜尻で後肢は直飛
  • 筋肉の凹凸は分かりやすく滑らかで柔らかそう
  • 前後中のバランスはやや胴が長め縦は標準的
  • 肩、繋ぎの角度は標準的
  • 首は胸周りに成長の余地がありその対比で少し長く見える
  • 顎は目立ち飼い葉食いは心配なさそう
  • 端正な顔立ちで牡馬らしく強さを宿した眼で落ち着きが感じられる

歩様の評価

  • 軽やかな脚捌きでリズム良く歩いている
  • 前肢の出は肩から動かせているもののやや硬そう
  • 後肢は飛節の伸びは少し物足りない感じ、踏み込みは標準的
  • 肩、繋ぎの角度は標準的
  • 繋ぎのクッションは効いている
  • 臀部はやや左に揺れている
  • 四肢の関節は丈夫に見える
  • 時折周囲を気にするが前を向いて落ち着いて歩いている

出資判断

血統的には、ナスキロ配合も含むとはいえ、サンデー系との配合で目立った活躍馬がいない点は不安です。母のフローラS2着、オークス4着という実績でどこまで底上げされるかに期待という感じです。

その母に似ればというところでは、繋ぎは長めで角度もありますのでここだけを見れば芝適性に見えます首と胴が少し長めなので短距離ではなく、中長距離に適性がありそうです。プラスビタールスピード遺伝子検査はC・T判定です。

配合的には狙いをキンカメ系から方向転換した1仔目ということで、その根拠となる材料はある程度揃っていますが、まだ未知数です

そうなりますと馬体から判断していくことになりますが、歩様には硬さが感じられます。筋肉は柔らかそうなので関節が硬いのかなと思います。

歩幅が狭いのでピッチ走法だと思いますので、トモの筋肉にもっと張りがほしいと思います。

かなりトモ高の体系なので成長してくると立派な馬体になりそうですが、もっと柔軟な動きを見せてくれていますと楽しみにもなりますが、今の感じでは不安の方が大きいかなと思います

その上で価格は3,900万円と、マジェスティックウォリアー産駒としては結構高いと思います。その分、良いデキと捉えることも考えられますが、生産がNFならNFの相場観は比較しやすいですが、そうでないので相場が分からず強調できる材料にはなりません。

出資判断としては、見送りにしたいと思います。まだ、当歳ですから、今後の成長で価格に見合った期待を持てる馬体になってくるか様子見したいと思います。

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