シルク2020募集馬出資判断(25 ウルトラブレンドの19)

シルク2020募集馬出資判断(25 ウルトラブレンドの19)

募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内も合わせて注意事項のご案内です。

  • 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
  • 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
  • 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
  • 必ず公式データで確認をお願いします。

25 ウルトラブレンドの19

  •  キズナ(種付時8歳)
  •  ウルトラブレンド(出産時13歳)
  • 母父 Richly Blended
  • 性別 牡馬
  • 生年月日 2019年5月10日
  • 測尺 体高149.5cm 胸囲169.5cm 管囲20.7cm 馬体重400kg
  • 厩舎 美浦 古賀慎明
  • 一口価格 70,000円 (募集総額3,500万円)

血統の評価

  • 父キズナは、超大物はまだ出していないが、2020年リーディングサイアーで9位とTOP10入りしており、産駒が安定して活躍
  • 上位の活躍馬は、濃いクロスはなく(4~5代目に入るくらい)で、父系のHalo、母系のNorthern Dancerを問わない
  • 母ウルトラブレンドは短中距離で活躍した素質馬で、サンデー系と異なる血統を持ち込む目的で持ち込まれた役割どおり、サンデー系とのアウトブリード配合が続く
  • ただ、アウトブリード配合の割に体質の弱い仔が多いのが不安
  • 本馬のDamascusクロスは、母産駒で初、キズナ産駒でも数頭しか例がないが、ハンメルフェストケイティミラクル と勝ち上がり馬がいる
  • Damascusは、名牝Pacific Princessが日本では有名で、ナリタブライアン、ビワハヤヒデ、ファレノプシス、そしてキズナを送り出している
  • 例の少ないDamascusクロスだが、キズナとウルトラブレンド、Damascusのポテンシャルからは魅力ある配合

静止画の評価

  • バランスの良い馬体
  • 前後肢の筋肉は少なくも多くもなく柔らか味がある
  • 繋ぎはやや立ち気味だが気にならない程度
  • 直飛で長くいい脚を使えそう
  • 顎は目立たず飼い葉食いの不安はあるか
  • 測尺からも小柄な馬体が不安点

動画の評価

画像クリックで動画再生ページが開きます
  • キビキビ歩いており好感が持てる
  • 前肢は肩から大きく動かせており良い
  • 後肢は筋肉量の乏しさはあるがしっかりと動かせている
  • 筋肉は柔らかい(緩さとも感じられる)
  • 繋ぎのクッションは効いている
  • 後ろからのボリュームは良い(横からの印象と違って意外)
  • かなり集中して歩けているのかおっとりしているのか耳が動かない

出資判断

血統は、父キズナはもちろん、母ウルトラブレンドのDamascusにもポテンシャルを感じ、うまくはまればと期待させます。母産駒の体質の弱さが大きな不安点ですが、とても魅力的な配合と思います。

馬体は、静止画ではあまり目を引く要素が少ないのですが、動画では小柄な馬体を大きく見せて動かせており、運動神経の良さを感じます。

ただ、実際には小柄で、成長余地がありそうですが、400kg台前半での競馬もあるかもしれません。飼い葉食いも旺盛でなければコンスタントに競馬が使えないというリスクも考えられます。

そこのところは、古賀厩舎に期待したいところです。

キズナ牡馬としては価格も標準的に思いますし成長リスクもありますが、それ以上に期待が持てますので、出資候補とします。

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