ヴァルドワーズ初の連闘で改めて函館1200mに挑む

ヴァルドワーズ初の連闘で改めて函館1200mに挑む

洋芝の適性は?

前走で初の洋芝を経験しましたが、池添騎手のコメントでは「つんのめるような感じで走っていました」ことから、「洋芝はあまり良くないのかもしれません」という評価でした。

洋芝は野芝に比べてクッション性が高いので、タイムは出にくく、スピードよりパワー、スタミナが求められます。ヴァルドワーズがどうかというのはまだ正直分かりませんが、近走のタイムからはスピードがあるとは言えません。

ですが、競馬では行きたがってしまい、最後に失速するパターンが多いですから、スピードはあるけど長くいい脚が使えないという見方も出来ます。そうしますとスタミナがないことから洋芝は不利になります。

外枠に勝機があるかも

洋芝適性が低いとなると前走のように大敗もありえますが、今回は外枠と雨で勝機が出てきたかもしれません。洋芝はクッション性が高いことで、降雨で水を含むと荒れるのが早くなります。

内から荒れていきますので、外差しが届きやすい馬場に変わります。開幕して3週目となり、徐々に荒れてきたところに土曜日は稍重での開催となっています。そして夜のうちにまだ雨が降りそうですので、日曜は天気が回復してきそうですが、さらに馬場が荒れることは間違いありません。

稍重の中山で未勝利戦を勝利したり、荒れた小倉で好走したりしたように、ヴァルドワーズは荒れ馬場は苦にしません。実際に函館芝も徐々に時計が掛かってきています。スタートを出て行きたがらなければ、コーナーで先団に取り付き直線でさす競馬が嵌るのでは?と期待します。

前日オッズは4番人気と前走の2番人気から落としていますが、抜けたメンバーはいないので、福島のときくらいスムーズな競馬が出来れば、2勝目はあると思います。

函館立待岬特別(3歳以上1勝クラス)芝1200m

(JRA)

近況報告

2020.06.25 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:軽めの調整
次走予定:6月28日の函館・立待岬特別〔横山武史〕

和田正一郎調教師「レース後すぐは少し硬さがあったものの、日を重ねる毎に良化してきており、捌きも軽快になってきました。また、精神面も特に変わりなく問題ありません。連闘を視野に入れていたことから、想定を見てメンバーや鞍上等を確認したところ、日曜日の立待岬特別に横山武史騎手で出馬投票させていただきました。天気予報を見ると週末に雨が降りそうですから、その点はこの馬にとってプラスに働くでしょうし、前走以上に良い走りを見せてくれると思います。それに横山武史騎手も小倉で乗っていただいて手の内に入れているでしょうから、手綱捌きにも期待しています」

2020.06.25 出走情報
 6/28(日)函館10R 立待岬特別〔芝1,200m・9頭〕55 横山武史 発走14:40

2020.06.24 出走予定
 27日(土)函館9R・芝1,200m〔55 横山武史〕、もしくは28日(日)函館10R・立待岬特別〔55 横山武史〕

2020.06.22 レース結果
 6/21(日)函館8R 3歳上1勝クラス〔芝1,200m・10頭〕8着[2人気]

パシュファイアを装着してパドックを周回。まずまずのスタートから無理せず、道中は後方に控えます。3,4コーナー中間あたりから徐々に進出していき、直線では大外に持ち出されて追い出しますが、いつもの鋭い伸び脚は見られず、後方でゴールしています。

和田正一郎調教師「馬場入りは少し嫌うところがありましたが、何回かその場で回してあげれば、その勢いのまま返し馬に入って行けましたし、前走と比べても雰囲気は悪くありませんでしたスタートも上手く切ってくれましたし、道中は少し右にモタれるようなところがありながらも、手応えは悪くなさそうだったのですが、直線ではいつものような脚が使えませんでしたね。池添謙一騎手は『前残りの形なってしまい、流れが向かなかったところがあったと思いますが、道中はつんのめるような感じで走っていました。もしかすると洋芝はあまり良くないのかもしれません』と話していました。ただ、これまで開催が進んで力の要る馬場でも走っていましたし、この1戦だけで洋芝は合わないと決め付けるのは早計だと思います。レース後の状態に問題なければ、このまま滞在させてもう一度同じ条件を試してみたいと考えています」

2020.06.22 出走予定
 今週出馬投票する可能性があります。

SILK HORSE CLUB

函館3歳以上1勝クラス芝1200m結果

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