ベアーザベルまたしても2着！小回りに苦しんだ函館から勝機は大回りの札幌へ

コーナーリングの差

前走退けた相手にまさかの敗北で惜しくも悔しい2着でした。

向正面で後ろの1番人気馬を気にする岩田騎手でしたが、大逃げの1番馬を捕まえるため、3コーナーに入ると早めに手綱をしごき仕掛けます。

ベルの動きが鈍いのか、4コーナーに入ると早くもムチを入れ、勝ち馬と並べる位置まで進みますが、あまり加速が良くありません。

コーナーの内外の位置取りで、4コーナー出口では簡単に勝ち馬に先を行かれ、その差を詰められないまま2着でのゴールでした。

コーナーの加速感が感じられないので、おそらく小回りが苦手なんだと思います。勝ち馬はスムーズに回ってムチを入れずとも楽に加速していますので、この2頭の比較では明らかにベルの方が不得手にみえます。

中1週で2戦しましたので、ここで間隔を開けることになると思いますが、7月23日から始まる札幌に勝機があると思います。札幌もローカル小回りのイメージがありますが、コーナーのRは実は緩やかで、その分直線が短くなっています。

早めに捲るベルの脚質には、函館より札幌の方が競馬がしやすいと思います。

一旦休養して、札幌戦で確実に勝ち上がってほしいと思います。

函館競馬場

札幌競馬場

函館6R 3歳未勝利戦 芝2000m

レース回顧

（画像：JRA）

札幌で

ベアーザベルのズブさといいますか、切れる瞬発力の鈍さといいますか、今は長くいい脚を使う競馬があっていると思いますので、小回りより大回りの札幌の方が競馬がしやすいと思います。

2戦して調子がガタっと落ちないことを願って、札幌で2戦ほどできるよう調整して、勝ち上がってほしいと思います。

札幌芝2000m戦は結構番組がありますが、8月3日の牝馬限定戦を必勝戦として、望んでほしいと思います。