シルク2020募集馬出資判断(11 ツルマルワンピースの19)
- 2020.07.24
- 2019産シルク募集
- シルクHC
募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内も合わせて注意事項のご案内です。
- 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
- 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
- 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
- 必ず公式データで確認をお願いします。
11 ツルマルワンピースの19
- 父 ハービンジャー(種付時12歳)
- 母 ツルマルワンピース(出産時11歳)
- 母父 キングカメハメハ
- 性別 牝馬
- 生年月日 2019年3月7日
- 測尺 体高164.0cm 胸囲179.5cm 管囲20.6cm 馬体重482kg
- 厩舎 美浦 大竹正博
- 一口価格 80,000円 (募集総額4,000万円)
血統の評価
- 有馬記念馬ブラストワンピースの全妹
- 下の仔もハービンジャーでベストと判断されている配合
- 母ツルマルワンピースは、サンデー系の産駒も勝ち上がっており母としての質は高い
- 父ハービンジャーはサンデー系の母との配合に活躍馬が多いが、ブラストワンピース、モズカッチャンでキンカメ系母にも活躍馬を輩出
- 芝専用種牡馬といえるほど産駒の成績は芝に偏っている
静止画の評価
- 胴は短く見え距離適性からどうかと思うがまだ成長余地がありバランスよくなってきそう
- 首が太短いので胴短に見えるのかも
- 前肢の筋肉は目立つ
- 後肢の筋肉はボリュームが乏しい
- 直飛で長くいい脚を使えそう
- 繋ぎは立ち気味で長め
- 顎は余り目立たず飼い葉食いに不安がありそうだが馬体からは大丈夫そうか
- 左後一白
- ブラストワンピースと比べると全体的に華奢(牝馬だからかもしれない)
動画の評価
- 前肢は肩から動かせていて良い
- 後肢は捌き良いが筋肉のボリュームは乏しい
- 繋ぎのクッションは効いている
- 後ろからのボリュームは薄そう(ただブラストワンピースも同じくらい)
- 真っ直ぐ前を見て歩けており集中力は高そう
出資判断
母ツルマルワンピースの仔は安定した活躍を見せており、GⅠ馬、新馬勝ち、GⅡ2着馬の下の仔、GⅠ馬の同血というだけでも魅力があります。
ツルマルワンピースの牝系は現役時代目立った活躍をしていませんが、それが功を奏して、アウトブリード配合では母父キングカメハメハの遺伝子を受け継がせやすくしているのかもしれません。
馬体は、芝長距離適性かと問われると、うーんと考えてしまう程、ずんぐりむっくりな感じがしますが、ブラストワンピースの募集時も同じような感じなので、これからの成長で胴も伸びてくるのかなと思います。
気になる点は、後肢の筋肉量でしょうか。ここはブラストワンピースと比べても明らかにボリュームが劣っており、全兄ほどの力強さは無さそうに思います。
牝馬に出たことで、牝系のサンデー系の素軽さを受け継いでいるのかもしれません。全兄より素軽くスピードのある仔になるか、単に力不足の仔になるか、といったところでしょうか。
8万円という価格に見合うかどうかとなれば、どっちに出るかというところで不安要素が勝ってしまいます。出資判断としては、見送りにしたいと思います。
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