シルク2020募集馬出資判断(9 ピラミマの19)
- 2020.07.24
- 2019産シルク募集
- シルクHC
募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内も合わせて注意事項のご案内です。
- 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
- 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
- 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
- 必ず公式データで確認をお願いします。
9 ピラミマの19
- 父 ロードカナロア(種付時10歳)
- 母 ピラミマ(出産時14歳)
- 母父 Unbridled’s Song
- 性別 牝馬
- 生年月日 2019年4月14日
- 測尺 体高155.0cm 胸囲175.0cm 管囲20.0cm 馬体重446kg
- 厩舎 美浦 国枝栄
- 一口価格 90,000円 (募集総額4,500万円)
血統の評価
- これまでの経過から、なぜロードカナロア?と考えてしまう配合
- ロードカナロア×Unbridled’s Songで活躍馬がいるかと調べたら本馬のみで初めての配合
- キングカメハメハ×Unbridled’s Songでも6頭と少なく、クリーンエコロジーが最多賞金獲得馬
- とにかくレアな配合
- 母父Unbridled’s Songは、アウトブリード寄り(クロスを含んでも4×5まで)の配合で活躍馬を出しているので、キングカメハメハよりMr. Prospectorクロスが薄くなるロードカナロアを付けたと考えてみる
- それでもできればサンデーサイレンス系の種牡馬を選択して欲しかったと思わせる配合
静止画の評価
- バランスの良い馬体
- 前肢は筋肉も目立ち柔らかそうに見えるのも良い
- 後肢は少し物足りないか
- 曲飛で瞬発力を生かせそう
- 繋ぎは立ち気味だが気にならない程度
- 胴は細くなくふっくらとしており健康そう
- 顎は丈夫そうで飼い葉食いの不安はなさそう
動画の評価
- 前肢は肩から動かせており良い
- 後肢の捌きにスムーズさが欲しく、筋肉に物足りなさを感じる
- 繋ぎのクッションは効いている
- 後ろから見たボリューム感は良い
- 真っ直ぐ前を見て歩けており集中力は高そう
出資判断
G1馬スワーヴリチャードをはじめ、産駒は全て2勝以上を挙げており、非常に優秀な母で母父Unbridled’s Songの一番手と言えます。
目先を変えてロードカナロアを付けたこの仔がどうかというところは本当に未知数ですが、ピラミマの血に期待する価値はあると思います。
馬体は均整が取れ、お姉さんらに比べて筋肉が立派なところはロードカナロアらしさが出ています。顔はお姉さんらにそっくりなのはピラミマの特徴でしょうか。
ただ、アーモンドアイやステルヴィオ、姉ルナシオンの募集時動画と比べると後肢の力強さに物足りなさを感じます。これからどれくらいボリュームアップしてくるかというところがポイントでしょうか。
現時点では、強調材料がピラミマの血への期待のみになります。
9万円という価格に見合うかどうかとなれば、物足りないと感じてしまいます。出資判断としては、見送りにしたいと思います。
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