シルク2020募集馬出資判断(5 テルアケリーの19)

シルク2020募集馬出資判断(5 テルアケリーの19)

4月のシルク追加募集のときと同じ形で、募集馬の出資判断をしていこうと思います。

対象は、出資戦略で決めた一口価格7~10万円(今回は9万円)と4万円以下の仔です。あとは少しのはみ出しはOKにしておいて、後悔のないようにしたいと思います。

頭数はこんな感じで、計43頭です。(多い・・・、でも充実してるということ)

  • 7~10万円 16頭
  • 4万円以下 27頭
  • はみ出し分 適当

素人の考えですので、血統診断や馬体診断とかそういうものではなくて、出資馬選びをこんな風に考えてるという頭の中を書き綴ったものとして読んでいただければと思います。

募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内も合わせて注意事項のご案内です。

  • 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
  • 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
  • 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
  • 必ず公式データで確認をお願いします。

5 テルアケリーの19

  •  ハーツクライ(種付時17歳)
  •  テルアケリー(出産時11歳)
  • 母父 Tapit
  • 性別 牡馬
  • 生年月日 2019年5月7日
  • 測尺 体高155.0cm 胸囲169.0cm 管囲20.8cm 馬体重435kg
  • 厩舎 美浦 武井亮
  • 一口価格 90,000円 (募集総額4,500万円)

血統の評価

  • 父ハーツクライは代々アウトブリード配合であり、母次第な面がある
  • 活躍している配合は、ノーザンダンサーのクロスアウトブリード配合が目立つ
  • ハーツクライ×テルアケリーは、アウトブリード配合を狙ったもので、テルアケリーの血統に期待したいところ
  • 母テルアケリーは、父系がSeattle Slew系のTapitだが、Raise a NativeとMr. Prospectorのクロスが比較的に濃く、こちらの血を受け継いでいる可能性あり
  • Mr. Prospector系母ということなら、スワーヴリチャードの母ピラミマの例(Seattle Slewの血も入っている)があり、スワーヴリチャードを狙った配合
  • 全兄のシティオブスターが2勝しており、これを評価しての2回目のハーツクライで手探りの配合ではない
  • ただ、下の仔はドゥラメンテであり、ハーツクライがベストという判断ではない

静止画の評価

  • 細身で脚が長く中長距離向きの馬体
  • 筋肉は柔らかそうで距離適性とも相好
  • 繋ぎはやや立ち気味だが気にならない程度
  • 直飛で長くいい脚を使ってくれそう
  • 馬体が細いので飼い葉食いは心配
  • バランスはいいが華奢に見え、もう少し前にボリュームが欲しい

動画の評価

画像クリックで動画再生ページが開きます
  • 前肢は肩から動かせており良い
  • 後肢の捌きも少し弱い
  • 筋肉の量は乏しいが柔らかそうで良い
  • 前肢はハーツクライ産駒の特徴であるガニ股(外向)になっていない
  • 後肢は外向している
  • 繋ぎのクッションは効いている
  • 後ろから見たボリューム感は薄いがハーツクライ産駒なので良し
  • 真っ直ぐ前を見て歩けており集中力は高そう

出資判断

血統はアウトブリード配合で、どのような能力を受け継ぐかが未知数で、似た配合のスワーヴリチャードのようになる可能性もありますが、その確率はまったく分かりません。

配合としては、2回目のハーツクライであり、ゴールドアリュール、ディープインパクトよりは、それぞれの年齢の比較でハーツクライが合っていると評価されたのだと思います。

馬体は遅生まれもあって華奢に見えます。胴も細く他のハーツクライ産駒のように前にもう少しボリュームが出てほしいところです。

これからの成長を期待したいところですが、顎があまり目立たないので飼い葉食いが細いと成長しづらい不安もあります。

歩様はキビキビという感じではなく、前後肢ともに捌きは物足りなく、尻の上下も目立ちうまく力を前に伝えられていないように見えます。

9万円という価格に見合うかどうかとなれば、物足りないと感じてしまいます。出資判断としては、見送りにしたいと思います。

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