シルク2020募集馬出資判断（8 ファシネートダイアの19）

募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内も合わせて注意事項のご案内です。

• 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
• 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
• 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
• 必ず公式データで確認をお願いします。

8 ファシネートダイアの19

• 父　ロードカナロア（種付時10歳）
• 母　ファシネートダイア（出産時10歳）
• 母父　アグネスタキオン
• 性別　牝馬
• 生年月日　2019年1月15日
• 測尺　体高158.0cm　胸囲178.0cm　管囲19.8cm　馬体重457kg
• 厩舎　美浦 池上昌和
• 一口価格　70,000円　（募集総額3,500万円）

血統の評価

• 初仔から、ディープブリランテ（2015）、ジャスタウェイ（2016）、ヘニーヒューズ（2017）、エピファネイア（2018）と付けられて、初めてのキンカメ系ロードカナロアが本馬であり手探り中の配合
• 父ロードカナロアの活躍馬には、Specialの血を受け継いでいる馬が多い（アーモンドアイ、サートゥルナーリア、ダノンスマッシュ、ステルヴィオ）
• 母ファシネートダイアにSadler’s WellsがおりSpecialの血を持つが、トコア、ファシネートダイアの競争成績から受け継がれているかは不安
• ロードカナロアは、大物も出るが安定して走る仔を出すかという点ではまだ疑問が残る点も不安

静止画の評価

• ロードカナロア産駒ということでは前後肢ともに筋肉量が乏しく見える
• 筋肉は柔らかそう
• 繋ぎはやや立ち気味も気にならない程度
• 直飛で長くいい脚を見せてくれそう
• 胴はゆったりとして丈夫そう
• 顎は丈夫そうで飼い葉食いは心配なさそう

動画の評価

• 前肢は肩から動かせており良い
• 後肢は力強さが感じられず物足りない
• 前肢はハーツクライ産駒のように外向している
• 後ろから見たボリュームは薄く物足りない
• 真っ直ぐ前を見て歩けており集中力は高そう

出資判断

血統からの強調材料は、ロードカナロアの確変への期待ですが、Specialの血がどこまで受け継がれるかの確率は低いと思いますので、あまり魅力ある配合とは思えません。

馬体は、測尺は十分でゆったりとして好印象ですが、ロードカナロア産駒としては、もう少し筋肉量が欲しいと思ってしまいます。

歩様もキビキビという感じではなく、後肢から力強さも感じられず、これから筋肉が付いてくれば期待できると思いますが、現時点では判断しづらいところです。

7万円という価格に見合うかどうかとなれば、物足りないと感じてしまいます。出資判断としては、見送りにしたいと思います。