リアアメリア復調の兆しを見せた走り♪秋に向けて成長を促す
- 2020.05.25
- シルク リアアメリア
- シルクHC, 牝馬
最後までしっかり伸びた
リアアメリアの近況が更新されました。良馬場の東京コースは合っていたようで、これまでの不振を振り払うような好走を見せてくれました。上がり3ハロンは33.7秒で、デアリングタクトの33.1秒とは0.6秒差でした。
同じ脚を使える素質はあるとおもいますが、直線追い出してからもたついたように、まだぎこちない部分があります。手前云々のコメントはありませんでしたが、残り100mほどでようやく手前を変えるまで、ずっと右手前で走っていたと思いますので、もっと細かく手前を変えることが出来るようになれば、32秒台も出せると思います。
秋に向けた収穫
レースでの収穫は、
- 精神面で成長したこと
- 2400mをスタミナ切れにならず走れたこと
が分かったことです。
東京コースが合っているようですので、秋はローズSから秋華賞もいいと思いますが、天皇賞・秋に向けて毎日王冠に出てみるのもいいと思います。
オークスの走りで選択の幅は広がりました。秋がますます楽しみになってきました。
近況報告
2020.05.25 レース結果
SILK HORSE CLUB
5/24(日)東京11R オークス(GⅠ)〔芝2,400m・18頭〕4着[8人気]
ややモッサリとしたスタートから中団に控えて折り合いをつけます。最後の直線で外に出して追われると、上がり3ハロン33.7秒の脚で懸命に伸びてきますが、上位馬には及ばず3度目のGⅠ挑戦は4着に上がったところでゴールしています。
中内田充正調教師「東京までの輸送は問題なく、競馬場に到着してから返し馬を終えるところまでとても落ち着いていましたね。無観客だったこともありますが、精神的に大人になってきていると言うことなのでしょう。ただ、返し馬を終えてゲート裏に移動してからピリッとスイッチが入り、ゲートの中では気合いを表面に見せていたようです。川田将雅騎手に聞いたところ、『これまでになく落ち着いていましたが、やはりゲートに近づくとそこでスイッチが入りましたね。でも、ゲートを出てからムキになって進んで行くこともなく、適度にハミを噛んで走る方に気持ちが向いていました。これならそこまで前目に取り付けなくてもしっかり力を出してくれると思ったので、あの位置でレースをしましたが、勝ち馬ほど良い脚は使えなかったものの、最後までしっかり伸びてくれました。ここ最近のレースの中ではよく頑張ってくれたと思います』と言っていました。レース前に、もし気持ちが乗っていなければ前目に取り付けてレースを運ぼうかと川田将雅騎手と話していましたが、そのようなことはなく、良い方に気が向いてリズムよくレースが出来たようです。結果は4着でしたが、復調の兆しが見える内容でしたし、秋に繋がるレースは出来たのかなと思います。まだ伸びしろがある馬だと思いますし、ひと夏越せば更に良くなってくるでしょうから、この後は成長を促す為に放牧へ出す方向で考えています」
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