リアアメリア人馬とも意地を見せ4着!!もう少し早く手前を変えられていれば
- 2020.05.24
- シルク リアアメリア
- シルクHC, 牝馬, G1
最高の騎乗に導かれ
リアアメリアよく頑張ってくれました。G1で人気を裏切るレースが続いていましたので、オークスの大舞台でまだ終わっていないことを証明してくれました。天才少女と評された意地を見せてくれました。
レース展開
レースは、スタートの出はもっさりでしたが、周りのペースも速くなく外からすぐに詰められることもなかったので、デアリングタクトの半馬身後ろという絶好のポジションを取れました。ラチから2頭目の位置で伸び伸びと大きなストライドで気分よく走れていました。
向こう正面でストライドの差でデアリングタクトの半馬身前にポジションを上げ、第3コーナーから手綱をしごかずとも自然とポジションを上げていき、直線を前にして先団の後ろにつける絶好の展開です。
直線入口から手綱をしごいて坂を駆け上がりますが、左後方のデアリングタクトを警戒したのか、リアとマルターズディオサがともに両馬の間を詰めようとします(しているように見えました。単にヨレただけ?)。→パトロール見るとヨレただけのようですね。リアも内には行ってませんでした。
両馬が同時に動いたので、若干干渉してしまう感じになりましたが、デアリングタクトは逆にマルターズディオサの内を選択しました。もし、デアリングタクトがマルターズの外を選択し、リアと叩き合いになっていれば、、、と後で思うことになります。
その後、マルターズを抜き、残り200mの標識からムチを入れ激しく追い出します。それでもビュッとした感じはなくもたもたします。その間といいますか、一瞬のきらめきでデアリングタクトは既に前に出ています。(タクトは本当に瞬発力すごいです)
おそらく残り100mくらいでしょうか。ようやく手前が変わったなと見えた後から鋭く加速し、4着でゴールしました。手前変わっていなかったら掲示板も危うかったですし、もっと早めで変えていれば、タクトの前に行けていたかもしれません。
ソラを使ったわけでもなさそうですが、併せ馬の形になっていれば、勝ち馬と同じくらいの伸びは出来たはずです。
まだまだ荒削りな面も残して、さらに初の2400mもこなしての4着はとても立派です。阪神JF組では最先着、ノーザン系でも最先着と、3歳牝馬の最も大きな舞台で、その力を証明してくれました。
仲間に支えられ
リアアメリアお疲れ様でした。そして、リアアメリアに乗り続けてくれて、これ以上ない最高の騎乗をしてくれた川田騎手に感謝を♪諦めずにいい状態で送り出し続けてくれた中内田先生と厩舎の皆さん、しがらきの皆さん、ありがとうございました。リアアメリアを信じて支え続けてこられた方々の努力の結晶ともいえるレースでした。
まだまだ荒削りな面もありますし、馬体の成長もありそうですが、競馬はもっと上手くなる余地があります。秋が楽しみになってきました。
レース回顧
(画像:JRA)
シルクの近況更新は月曜日です。手前のこととか全く的外れかもしれません。そのときはご容赦を・・・
-
前の記事
リアアメリア調整に隙なし!!失った信頼を取り戻すために心技体は整った 2020.05.21
-
次の記事
リアアメリア復調の兆しを見せた走り♪秋に向けて成長を促す 2020.05.25
コメントを書く