リアアメリア人馬とも意地を見せ4着!!もう少し早く手前を変えられていれば

リアアメリア人馬とも意地を見せ4着!!もう少し早く手前を変えられていれば

最高の騎乗に導かれ

リアアメリアよく頑張ってくれました。G1で人気を裏切るレースが続いていましたので、オークスの大舞台でまだ終わっていないことを証明してくれました。天才少女と評された意地を見せてくれました。

(JRA)

レース展開

レースは、スタートの出はもっさりでしたが、周りのペースも速くなく外からすぐに詰められることもなかったので、デアリングタクトの半馬身後ろという絶好のポジションを取れました。ラチから2頭目の位置で伸び伸びと大きなストライドで気分よく走れていました。

向こう正面でストライドの差でデアリングタクトの半馬身前にポジションを上げ、第3コーナーから手綱をしごかずとも自然とポジションを上げていき、直線を前にして先団の後ろにつける絶好の展開です。

直線入口から手綱をしごいて坂を駆け上がりますが、左後方のデアリングタクトを警戒したのか、リアとマルターズディオサがともに両馬の間を詰めようとします(しているように見えました。単にヨレただけ?)。→パトロール見るとヨレただけのようですね。リアも内には行ってませんでした。

両馬が同時に動いたので、若干干渉してしまう感じになりましたが、デアリングタクトは逆にマルターズディオサの内を選択しました。もし、デアリングタクトがマルターズの外を選択し、リアと叩き合いになっていれば、、、と後で思うことになります。

その後、マルターズを抜き、残り200mの標識からムチを入れ激しく追い出します。それでもビュッとした感じはなくもたもたします。その間といいますか、一瞬のきらめきでデアリングタクトは既に前に出ています。(タクトは本当に瞬発力すごいです)

おそらく残り100mくらいでしょうか。ようやく手前が変わったなと見えた後から鋭く加速し、4着でゴールしました。手前変わっていなかったら掲示板も危うかったですし、もっと早めで変えていれば、タクトの前に行けていたかもしれません。

ソラを使ったわけでもなさそうですが、併せ馬の形になっていれば、勝ち馬と同じくらいの伸びは出来たはずです。

まだまだ荒削りな面も残して、さらに初の2400mもこなしての4着はとても立派です。阪神JF組では最先着、ノーザン系でも最先着と、3歳牝馬の最も大きな舞台で、その力を証明してくれました。

仲間に支えられ

リアアメリアお疲れ様でした。そして、リアアメリアに乗り続けてくれて、これ以上ない最高の騎乗をしてくれた川田騎手に感謝を♪諦めずにいい状態で送り出し続けてくれた中内田先生と厩舎の皆さん、しがらきの皆さん、ありがとうございました。リアアメリアを信じて支え続けてこられた方々の努力の結晶ともいえるレースでした。

まだまだ荒削りな面もありますし、馬体の成長もありそうですが、競馬はもっと上手くなる余地があります。秋が楽しみになってきました。

レース回顧

(画像:JRA)

1 スタートはもっさりだが、そう遅れることなく集団に追いつく
2 1コーナー手前では、ラチから2頭目の絶好のポジションに
3 向こう正面を伸び伸びと走り少しポジションを上げる
4 4コーナーで前の集団のすぐ後ろまで上がる
5 直線入口の坂の下で進路も開いており後は伸びるだけだが、タクトが隙間を狙っている
6 マルターズディオサがその隙間を埋める。そこで、タクトは内を選択
7 リアの伸びがもたついていたが、残り100mでようやく手前を変える
8 手前を変えてからびゅっと伸びて4着でゴール(カメラ寄り過ぎでは・・・)

シルクの近況更新は月曜日です。手前のこととか全く的外れかもしれません。そのときはご容赦を・・・

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