リアアメリア調整に隙なし！！失った信頼を取り戻すために心技体は整った

大一番に向けて心技体は整った

桜花賞は重馬場がすべて

桜花賞では重馬場に脚を取られて、多くの馬が本来の強みを出し切れませんでした。阪神JFのように超高速馬場になってもレシステンシアに逃げられますので、少し渋った方がいいと考えてましたが、不良に近い重馬場までになってしまいますと、さすがに無理でした。

それでも、ディープインパクト産駒は道悪の成績は悪い方ではないとgoogle先生は教えてくれます。そこに僅かな期待も抱いていたのですが、調べてみますとG2までなら勝っていますが、G1となると、重・不良馬場ではディープインパクト産駒の勝利はありませんでした。

2着まではありますが、それでも2010年からこれまでで5回しかありません。

G1（重・不良馬場）でのディープインパクト産駒2着馬

• 2020年　高松宮記念　2着　グランアレグリア
• 2019年　ジャパンカップ　2着　カレンブーケドール
• 2013年　エリザベス女王杯　2着　ラキシス
• 2013年　菊花賞　2着　サトノノブレス
• 2012年　エリザベス女王杯　2着　ヴィルシーナ

※目視集計ですので、漏れがあるかもしれません。

そもそも重・不良馬場で開催されたG1自体が少ないのもありますが、あのディープインパクト産駒が1勝もしていないということは、G1ではディープ産駒の能力の高さをもってしても勝てないことを示していると思います。

つまり、リアアメリアが桜花賞で惨敗したのは、

「重馬場がすべて」by中内田先生

ということです。

桜花賞の成績は度外視でいいということです。

調整に隙なし

桜花賞でも抜群の調教を見せてくれていましたが、オークスに向けてもいいパフォーマンスを見せてくれました。輸送があるため、実質の追い切りは5/17（日）に追い切っていますが、重馬場でそこそこの時計を出していますので、しっかりと負荷がかけられたと思います。

何より気持ちの面が大事ですが、それも大丈夫そうです。

大一番に向けて心技体が整ったと考えていいと思います。

枠は絶好枠

枠順は、3枠6番と内目の枠になりました。
リアアメリアは後ろからの競馬になると思いますので、内でじっと待機できる展開が望ましいと思います。

ただ、ラチ沿いだと外に出すのに苦労しそうですし、何より窮屈になるのもストライドが大きいリア姫の機嫌を損ねそうですから、ラチから2～3頭目くらいがちょうど良いと思います。その点、内側に同じ脚質の馬がいますので、内ラチから2頭目を追走できそうです。

しかも上位人気するデアリングタクト、クラヴァシュドールが内側に入りましたので、内にマークしながら道中を進めます。仕掛けどころで外側からフタをしつつ先に抜け出せば、直線で追い抜かれることはないと思います。

先行勢は、サンクテュエールやマルターズディオサ、ウインマリリンが外になりましたので、スタート後少なからず脚を使うことになりますので、直線で伸びを欠くのではと思います。

リアアメリアが勝つ条件が整ったといえます。（そう思いたいです）

近況報告

2020.05.21　所有馬情報
在厩場所：栗東トレセン
調教内容：20日にＣＷコースで追い切り
次走予定：東京5月24日　優駿牝馬・オークス(GⅠ)〔川田将雅〕

中内田充正調教師「17日に実質的な追い切りを行いましたが、反応・動きともに良かったですし、とても気分よく走っていましたよ。20日は東京までの輸送を考慮して半マイルだけサッと時計を出しましたが、道中は力むこともなくストライドがしっかり伸びて走っていました。馬の雰囲気はこれまでになく良いですし、気持ちを損なわないように仕上げましたが、ここまで考えていた通り調整することが出来ました。ここ2戦は上手くかみ合わず、思うような結果を得られていませんが、気持ちと走りが噛み合えば昨年のアルテミスステークスのような豪快な走りを見せてくれるはずなので、東京の広いコースで改めて期待したいですね。馬体の張り艶が良く、コンディションはとても良いですし、先週の段階で馬体重が486kgでしたが、20日の追い切り後に再度計測したところ、484kgでしたから体は維持できています。後はレース当日の気持ち次第だと思いますので、ゲートインするまで細心の注意を払いたいですね。前回は返し馬を控えましたが、馬の雰囲気が良ければ返し馬をしても良いかなと思っています。桜花賞のレースに限っては、気持ちの面よりも重馬場がすべてでしたから、何とか良馬場で走らせたいですね」

2020.05.21　出走情報
　5/24(日)東京11R　オークス（GⅠ）〔芝2,400ｍ・18頭〕55　川田将雅　発走15:40

2020.05.20　調教タイム
　助　手　5/20(水)ＣＷ良　52.2- 38.2- 11.8［8］直強め余力

2020.05.20　出走予定
　24日(日)東京11R・オークス（GⅠ）〔55　川田将雅〕

2020.05.18　調教タイム
　助　手　5/17(日)ＣＷ重　82.7- 66.5- 52.6- 39.1- 12.6［9］強めに追う

2020.05.18　出走予定
　24日(日)東京11R・オークス（GⅠ）〔川田将雅〕

2020.05.14　所有馬情報
在厩場所：栗東トレセン
調教内容：14日に坂路コースで追い切り
次走予定：東京5月24日　優駿牝馬・オークス(GⅠ)〔川田将雅〕

中内田充正調教師「先週末にＣＷコースで長めから時計を出し、14日の追い切りは坂路でサッと時計を出しました。動き・反応ともに良かったですし、何より馬の雰囲気がとても良いですね。運動後も落ち着いていますし、飼い葉もよく食べているので、馬体重は486kgと良い感じでフックラして、このまま変わりなければ前走と同じぐらいの数字で競馬に向かえそうです。来週は東京までの輸送を考慮してサッと息を整える程度に控えるつもりなので、今週末に事実上の最終追い切りを行う予定です」

2020.05.14　調教タイム
　助　手　5/14(木)栗坂良　54.0- 38.7- 25.2- 12.5　馬なり余力

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