リアアメリア 右回りで見せ場十分! 長期リフレッシュ効果で復調も気性は相変わらずで

リアアメリア 右回りで見せ場十分! 長期リフレッシュ効果で復調も気性は相変わらずで

ローズSの再現

マーメイドSのレースぶりを見返して、まるでローズSの再現かと思いました。スタート後持ったまま先頭に取り付きそのまま楽な手応えで番手を進み、4角出口で早め先頭に立って押し切る競馬。

しかし、今回はオークスで一歩先にゴールしたウインマイティーが直後に控えていて、直線で並びかけてきます。幸騎手もムチを入れリアアメリアに奮起を促すもローズSで見せた伸びは見られず、最後手前をもう一度右手前に替えられずでラスト100mで後続に差されました。

ローズSでは川田騎手のムチが入ったのはラスト1ハロンに入ったところ。今回は直線に向いたところなので、ウインマイティーに早めに並びかけられたことで余裕がなくなりました。トップハンデと久々が響いたのもあると思います。

それと向正面で頭を持ち上げて振るしぐさはいつも変わりませんね。もう治らないでしょうし、リアの個性として付き合っていくしかなさそうです。幸騎手もレース後、折り合いがもっとつけばよくなるとコメントされてますが、多分無理です・・・

阪神11R マーメイドS(G3)芝2000m(牝)

(JRA)

レース回顧

(画像:JRA)

1.スタートは五分に出ました。
2.持ったまま楽な手応えで先団に取り付きます。2000mのペースは合っていると思います。
3.1角までに番手につけ、そのまま進みます。ここまでの序盤の進め方はローズSのときそのものです。
4.向正面に入ったところで頭を高く上げるいつものイヤイヤを出します。
5.幸騎手がなだめて折り合い、気分良く番手を進みます。ウインマイティーも楽な手応えで追走してきます。
6.ここまで来たとき、これは頭まであるか!?とワクワクドキドキさせてくれました。
7.4角出口で先頭を捉えるロングスパートを掛けます。ただ、ウインマイティーも同じ勢いで上がってきますので、この2頭の勝負と思いました
8.逃げるリアに襲い掛かるウインマイティー。その圧がそうさせたのか幸騎手が早くもムチを入れます
9.そこからの伸びは段違いであっという間に交わされました。斤量の差か内でじっとしていた差か。本当ならリアがウインマイティーの位置にいたかったはず
10.最後、後続に差され4着。川田騎手に差されたのは何か悔しい。ラスト50でもう一度右手前に替われば2、3着には残れたと思う(複勝とマイティーとの馬単マルチとワイド持ってたのでなおさら)

見せ場十分のレースに感動

ゴール板のコメントに煩悩が混じってますが、今回は「感動」これしかありません。

新馬戦、アルテミスSを連勝し世代最強と評されてから、人気を裏切るレースが続き、オークスとローズSでようやく本来の姿が見られここからと思いきや、またも不調が続き、長期休養でここまでかと半ば復活を諦めかけていたところに、見せ場十分のレースですから、「感動」しかありません。

次走は7月の札幌クイーンSと一口馬主DBに出ていますが、信憑性はともかく2000mの牝馬限定はいいと思います。次はもっと人気すると思いますが、ぜひ応えてほしいと思います。

6歳3月まで現役でいられるようがんばってほしいです。

(JRA)
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