リアアメリア秋初戦、成長を示す絶好の舞台が整った

1枠1番

中京11RローズS（GⅡ）芝2,000m（牝）

なんと1枠1番になりました。

掛かり癖のあるリアにとっては大外より良さそうですが、器用さが求められる1番枠は良枠とはいえません。

スタート後は上りが続きますので、ペースが速くなりにくく、スローペースになりそうです。

あまり後方に位置取ってしまうと追い上げが間に合わないことは想像に易しいので、最内枠から他馬の出を見ながら先団～中団につける競馬が望まれます。

スタートを決めて逃げるようなペースで他馬の追随を見つつペースを落ち着かせる、というのが理想の展開だと思いますが、このペースのオンオフをリアができるかどうか・・・

成長の証を示すいい機会だと思います。

また、スタートが決められず中団より後方になればさらに難しく、向う上面でポジションを上げて、第3コーナーまでに馬群の薄いところでコーナーを回り、直線抜け出すという展開が望ましいですが、秋華賞を勝つためには、このような展開をこなす器用さが必要になってきます。

いずれにしましても、掛かり癖があってコントロールが効かないのは論外な展開が求められる1番枠は、リアの成長を示すいい舞台であると思います。

秋華賞出走を決定づけるためにも権利は取ってほしいと思いますが、神様はさらに試練を与えたという感じでしょうか。

目指すのは最後の一冠ですから、ここは乗り越えてくれることを期待します。

近況報告

2020.09.18　調教タイム
　助　手　9/18(金)栗坂稍　63.1- 45.5- 29.9- 14.4　馬なり余力

2020.09.17　所有馬情報
在厩場所：栗東トレセン
調教内容：16日に芝コースで時計
次走予定：9月20日の中京・ローズステークス(GⅡ)〔川田将雅〕

中内田充正調教師「16日の追い切りでは川田将雅騎手に芝生の感触を確かめてもらいましたが、気持ちを出して最後まで良い手応えでゴール板を駆け抜けて行きました。鞍上も『道中は凄く良い雰囲気で動きは良かったです』と好感触でしたし、こちらが思い描いている通りに仕上がってくれました。13日に左回りコースで6ハロンしっかり時計を出しているので、今週は反応を確かめる程度でしたが、持ったままでも迫力ある動きを見せていました。桜花賞・オークスは残念ながら結果が伴わなかったですが、前走に限っては勝ち馬から0.3秒差の4着ですから、決して悲観する内容ではなかったと思います。元々見映えする馬でしたが、ひと夏越して馬体に幅が出て更に逞しくなっていますし、ここまで調教を積んでも500kg台をキープしています。精神的にも大人になっていますし、今の状態ならアルテミスステークス以上の走りをこの舞台で見せてくれるのではないかと思っています」

2020.09.17　出走情報
　9/20(日)中京11R　ローズステークス（GⅡ）〔芝2,000ｍ・18頭〕54　川田将雅　発走15:35

2020.09.16　調教タイム
　川　田　9/16(水)栗芝良　69.8- 52.8- 37.7- 11.4［4］馬なり伸る

2020.09.16　出走予定
　20日(日)中京11R・ローズステークス（GⅡ）〔54　川田将雅〕

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