カイザーノヴァ新馬勝ち!その名のようにモーリス産駒の一番☆に輝く!!

カイザーノヴァ新馬勝ち!その名のようにモーリス産駒の一番☆に輝く!!

初づくしの勝利!!

広尾TCのカイザーノヴァがデビュー勝ちを果たしました!!!

(JRA)

広尾TC2歳馬の初勝利、愛馬の今年初勝利、愛馬2歳馬の初勝利と、初づくしの勝利でした。そして忘れてはなりません。ノヴァ(新星)の名のように、モーリス産駒の一番星(産駒初勝利)に輝きました

パドックでは入れ込み気味で、解説者からも入れ込んでいてさらに重め残りと指摘され評価されませんでした。そのせいか事前オッズは4番人気でしたが、最終オッズは6番人気と下げました。

レースでは、スタートは反応良く出るもダッシュが付かず、騎手が手綱で促すも中段後方まで置かれての競馬となりました。

函館は最も直線が短いコースだけに早めに上がらないといけませんが、3コーナー手前から動き出し、4コーナーでは先団の後ろに取り付きました。

これだけの足を使ってしまうと普通の馬なら直線で伸びを欠きますが、カイザーノヴァは4コーナー出口で外の馬と接触しながらも直線では鋭い末脚を爆発させて、早々に先頭に並びかけ、盛り返してくる相手に競り勝ち、最後は1馬身1/4の差を付けてゴールしました。

走破時計は1.10.2と速くはないですが、後方から押し上げて直線突き放すレースは強いと言える内容でした

次走は状態に問題がなければ連闘で、来週18日(土)の函館2歳Sを目指すということで、非常に楽しみです。

矢作調教師、坂井騎手、厩舎スタッフの皆さん、シュウジデイファームの皆さん、広尾サラブレッド倶楽部の皆さん、そしてカイザーノヴァ、勝利のプレゼントありがとうございました♪

レース回顧

(画像:JRA)

1 スタートは反応良くでます
2 しかしダッシュが付かず後方に置かれます
3 道中は、最後尾の1頭を除くと中段後方と言える位置からの競馬となりました
4 しかし早めに押し上げ、4コーナーで先団の後ろに付けます
5 コーナー出口で回り切れずに外の馬と接触しますが、すぐに立て直して・・・
6 鋭い末脚を披露し先頭に並びます
7 最後は1馬身1/4差をつけてゴールしました

パトロールビデオ

4コーナー出口で7番と接触していますが、カイザーノヴァが回り切れなかったことによるものと思います。

位置的には、丁度両馬が横に並んでいる位置で、1回目の接触があり、それでも遠心力が弱まらずに外に膨らみ2回目の接触があります。いずれもコーナーの途中で、直線に向く前でした。

騎手が故意に行ったものでなくても制裁されるときもありますので、もしこれが7番の前を斜行する形になっていれば降着もあったかもしれません。

両馬が真横に並ぶ位置で1回目の接触
さらに外への遠心力を押さえ込めず2回目の接触

カイザーノヴァは、3コーナーから押し上げていっていますので、コーナーでの加速が下手ということではなさそうですが、スピードに乗ってきてからは重心が高いのか、制御できずに外に膨らんでしまうようです。

4コーナー出口の進路取りはとても重要ですので、ある程度のスピード下においてもどの進路にもいけるよう足腰の力強さが付いてくれば、さらに上を目指せると思います。

(追記)

この件について、10番カイザーノヴァの騎手坂井瑠星を2020年7月25日(土)から2020年8月2日(日)まで9日間(開催日4日間を含む)の騎乗停止としました。

JRA

坂井騎手は、9日間の騎乗停止になりました。外に弾こうとは思っていなかったと思いますが、故意ではなくても制裁は下ります。

外に行ったのは膨らんだからと思いましたが、カイザーノヴァが当たりに行ってるように見えますね。気性の激しさが原因かもしれません。

当たられた馬には災難でした。カイザーノヴァには、他馬に向かう闘志をレースに向けてくれることを期待します。

近況報告

20.07.11
 ゲートを出たものの二の脚がつかず、前半は中団より後方を追走。3~4角で馬群に取り付くと、直線残り200mから一気の伸びで先頭ゴール。見事にデビュー勝ちを収めています
「初戦という意味で半信半疑なところもありましたが、それにしても強い競馬でしたね。現地スタッフの感触などから、この距離がどうかとも思っていましたが、結果的には1200mを選択して正解でした」(矢作調教師)
前半はフワフワした走りでしたが、直線入口での二度の接触を物ともせず、外に出されてからは目の覚めるような末脚を披露母ステラリード同様、2歳新馬勝ちを飾るとともに、新種牡馬モーリス産駒の一番星に輝きました。なお、このあとは、「来週7月18日(日)函館11R 函館2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)への連闘も視野に入れ、まずはレース後の馬の様子を確認していく」(師)予定になっています。(HTC)

20.07.09
 7月11日(土)函館5R 2歳新馬(芝1200m)に坂井瑠星騎手にて出走予定。
「昨日、本馬場で未勝利馬と併せての調教となりました。追ってからの頭の位置が高いとは言え、渋った馬場コンディションのなか、動き自体は良かったですし、スピードもありますからね。こういった点から考えますと、やはり1200m戦でデビューさせてあげる形がよいのではないでしょうか」(矢作調教師)

広尾サラブレッド倶楽部

調教過程

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