カイザーノヴァ順調だがもう少し力強さがほしい
- 2020.04.08
- 広尾 カイザーノヴァ
- 広尾TC, 牡馬, 育成
14-14はさすがに
15-15の登坂は楽にこなしてきたカイザーノヴァでしたが、3F41秒の登坂(しかも外目の走路)は堪えたようでした。それでも、2月から15-15をこなしてきて、ガクっとくることはありませんので、フィルメーザと同じく仕上がりは早そうです。
馬体は逞しくなってきましたが、動画ではややフラついているのか鞍上が後ろを気にしていますし、もう少しトモに筋肉がついてほしいところです。後肢の力強さが増してくれば、もっと安定すると思います。
馬体も465kg台から457kgに落ちていますし、さらに増えてほしいです。飼い葉食いのコメントが一切ありませんので、食が太いのか細いのか分かりませんが、大丈夫だと信じて調教負荷が理由と思うようにします。
近況報告
20.03.27 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの坂路または屋内直線ウッド馬場にてハロン16~17秒ペースのキャンターを消化。週1回の15-15を再開しています。
広尾サラブレッド倶楽部
「軽くリフレッシュを挟んだ後は、すでに3F41秒程度で登坂。コースの形態上、より負荷がかかることになる外に併せて行かせましたので、さすがに余裕綽々とはいきませんでしたが、それでも併入してくれたことですし、これから本数を重ねていくにつれて、さらに動きも良くなってくるものと思われます」(石川代表)
20.03.13 シュウジデイファーム在厩。先週から今週にかけてリフレッシュ期間を設け、現在は普通キャンターを上限とした軽めの調整で管理されています。馬体重457kg(3月初旬測定)
広尾サラブレッド倶楽部
「2F15.3-13.8、15.3-14.5とこれまで休まず速めの本数を重ねてきましたので、この1~2週間はあえて時計を出さずにリフレッシュ。やれば楽にしっかりと動ける馬ですし、前運動時などで元気が良すぎる馬ですから、どこかで抜いてあげることも必要ですよね」(石川代表)
20.03.09 競走馬名は「カイザーノヴァ : Kaiser Nova」に正式決定。ドイツ語で“皇帝”+“新星”。母名のステラより連想しての命名となりました。
広尾サラブレッド倶楽部
20.02.28 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの坂路または屋内直線ウッド馬場にてハロン16~17秒ペースのキャンターを消化。週1回、2~3F15-15を乗り込まれています。
広尾サラブレッド倶楽部
「自然と3Fから15-15程度の時計が出るなど、与えたメニューを楽にこなしてくれますね。追ってからの走りがどうなるかについては分かりませんが、ひとまずここまでの動きには余裕があり、体つきもどんどん良くなっている印象です。やりすぎに注意し、適度に抜きながら調教を積んでいければと思います」(石川代表)
20.02.14 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの坂路または屋内直線ウッド馬場にてハロン16~17秒ペースのキャンターを消化。週1回、2F15-15を開始しています。
広尾サラブレッド倶楽部
「多少元気が良すぎるところはありますが、調教を進めていくにつれて我慢が利くようになり、今はしっかりと走れていますよ。段々と余計な脂肪が取れて、いい肉が付き始めている感じでしょうか。スピードもありそうですし、好印象を抱かせる一頭です」(石川代表)
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