ロイバルト デビュー戦除外となるも不運転じて吉となす

状態に不安が

愛馬の早期デビューはとても嬉しいですが、ロイバルトの場合はデビューが近づくに連れて不安材料がポツポツと出てきました。

前から分かっていた馬っ気に加えて喉のDDSP、重め残りと、手塚先生のトーンも高まってこないなぁという印象でした。

今週の新馬戦にはフルゲート18頭に対して25頭の登録があり、7頭が除外になりました。

見事？と言っては少々不謹慎ですが、72％の当選確率を外して除外となりました。

内心、除外になってもう一度調整した方がいいんじゃないかと思うところがありましたので、この不運を前向きに考えて良い結果に結びつけられればと思います。

手塚厩舎への信頼

馬っ気といい、DDSPといい、重め残りも天栄では言及されず、厩舎の報告で分かりました。天栄と厩舎で環境の違いも大きいと思いますが、スタッフの方々の判断基準の違いもあると思います。

手塚厩舎の方が見る目がシビアといいますか、求めるものが高いのかな？

いずれにしても良い状態で出走させるのが一番だと思いますので、手塚厩舎への信頼と期待が高まりました。

デビューは秋か？

除外の報告からは、単に来週スライドするのではなく、一旦仕切り直しになると思います。

今週の新馬戦にキャロットの2頭が被りましたが、いずれも先週のデビューを除外されてのスライドです。この2頭の除外コメントでは、「来週以降の出走を目指して調整していきます。」と書かれていますが、ロイバルトは「今後は・・・」ですから。

本来ならマイルよりも長い距離で走らせたい思いも見え隠れしますので、DDSPの症状がもう少し改善してくるのを待って、秋以降になっても構いませんので、手塚先生が自信を持って送り出せる形でデビューしてほしいと思います。

近況報告

20/8/27　手塚厩舎
２９日の新潟競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）は非当選除外となりました。今後は状態と番組を見ながらどうするか判断していきます。

20/8/26　手塚厩舎
２６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒８－５３秒３－３９秒２－１２秒７）。「先週の追い切りを終えて、週末にかけて右肩の出が少し硬くなりました。筋肉痛の類で治療しておいたところいくらか改善が見られていますので安心ですが、その分週末の時計を出す調教は控えざるを得ませんでした。週明けの様子を改めて確認して追い切りをかけても問題ないと判断できたことから、今朝ウッドチップコースで２勝クラスの馬と併せて最後併入という内容の調教を行っていますよ。天栄ではそこまで動けなかったようなのですが、こちらではゲート後の調教のときも今回もそれなりに動けていています。喉に関してもそこまで気にならないようにも思えますし、この馬なりに集中もできているように思えるので大丈夫なのではないかな…と捉えています。汗を結構かいているのはちょっと気がかりですが、体調は悪くないと思うのでこのままレースへ向かいたいですね。週末やれなかった分だけより立派な体ではありますが、レースへ向かうことはできるのではないかと見ています。あとは今週の出走になるかどうかですね。除外が出るはずなので、そうなった場合は対応できるようにしっかりと体調管理して準備を進めていきます」（手塚師）２９日の新潟競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。

20/8/19　手塚厩舎
１９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６７秒８－５２秒９－３９秒２－１２秒３）。「予定のレースを来週に控えているので、今週の１週前追い切りにはジョッキーに跨ってもらうことにしました。皇成を背にした状態で３頭併せの真ん中に入れて求めてもらったところ、こちらが思う以上にしっかりと走れているように思えました。聞いていたよりも操縦性もあって、感触は悪くないですよと皇成も言ってくれましたよ。まだちょっと重たさはありますが、順調に来ることができているので、この調子でトレーニングを続けてレースへ向かえればと思っています。先週の投票、今週の想定を見ていると除外馬が出そうなのでもしかしたら来週も混み合う可能性が考えられますから、予定が延びたとしても対応できるように体調管理をしっかりと行っていきます」（手塚師）２９日の新潟競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。

20/8/12　手塚厩舎
１２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒５－５３秒３－３８秒９－１２秒０）。「今朝、ブルースカイハーツという１勝クラスの馬との併せ馬を行いました。５ハロン６８秒くらいで終いにかけて徐々に上げていくような内容でした。ジョッキーより体重のある助手を背にしてもそれなり動けていますね。まだ重たさはあるけれど、日ごとに上がってきていますよ。もう少し体つきをシャープにできればと思いますが、絞ろうとするがあまりオーバーワークになってしまっては良くありませんよね。特に最近は暑さがかなりきつくなってきているので、馬への負担が増してしまいますから、あと２週ほどじっくり乗って競馬へ向かっていくつもりでいます。喉の音はありますが、やはり今週の様子からも喘鳴症というよりはＤＤＳＰっぽいような音に思え、乗り手に聞いても少し経つとその音も収まるということなので軽度の部類なのではないかと思えます。ただ、現時点ではケアすべき状態であり、長い距離はあまり良くないでしょう。最近では馬っ気こそ目立たないものの集中を保たせたほうがいいという考えもあるので、今のところデビュー戦はマイルを考えていて、三浦皇成に打診しています」（手塚師）２９日の新潟競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。

20/8/5　手塚厩舎
５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒０－５４秒７－４０秒４－１３秒０）。「３回新潟でのデビューを目標にしようということで先週末にトレセンへ連れてきています。牧場の乗り手に改めて確認したところ、息がちょっと気になるということだったので、そのことを含めて動かしながら確認するように今朝追い切りました。実際のところ、最後までしっかりと動けてはいて、動き自体に問題はないように思えました。息に関しては、終盤にＤＤＳＰっぽい音はしたと今朝乗ったスタッフは言っていました。体を見てもちょっと太いかなとも思えるので、ひとまず動かしながらフィットさせて、また成長とともに気管を含めて体が成長してくれれば気にならなくなるのではないかなと思っています。ゲート入厩時に目立っていた馬っ気のほうは今のところそこまでではないものの、根っこにはあるものだと思うので今後も気をつけながら接して、開催後半でのデビューを目指して進めていきます」（手塚師）

20/7/31　手塚厩舎
３１日に美浦トレセンへ入厩しました。

20/7/28　ＮＦ天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。「今のところ悪い部分が目立ちすぎることはなく、天栄での日々のトレーニングをこなせていますよ。また環境が変わったり、乗り手が替わると異なってくるのかもしれないので安心はできないでしょうが、ひとまずしっかりと乗れているので手塚師には夏の新潟でのデビューを検討していただければという話をさせていただいたところです」（天栄担当者）

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