広尾TC募集馬出資判断(アラマサクロフネ’ 19)
募集事項も記載していますので、念のためお決まりのご案内です。
- 血統診断や馬体診断とは異なり、単なる素人の出資馬選びの頭の中です。
- 持ち合わせている知識・情報の範囲のため、誤判断も十分あり得ます。
- 個人的にまとめたものですので、転載ミスがあるかもしれません。
- 必ず公式データで確認をお願いします。
アラマサクロフネ’ 19
- 父 ダノンレジェンド(種付時8歳)
- 母 アラマサクロフネ(出産時8歳)
- 母父 クロフネ
- 性別 牡馬
- 生年月日 2019年5月1日
- 測尺 体高156cm 胸囲174cm 管囲19.5cm 馬体重422kg
- 厩舎 美浦 中舘英二
- 一口価格 9,000円 (募集総額900万円)
- 募集口数 1000口
血統の評価
- 父ダノンレジェンド産駒は2018年産が初産駒の新種牡馬で、これまでに7頭が勝利しており芝1勝、ダート6勝と父のダート適性を受け継ぐ傾向
- 勝ち上がった7頭の肌馬は、ノーザン、ミスプロ、ヘイローと主要な血筋の配合で選り好みが少なそう
- 母アラマサクロフネも、ノーザン、ヘイロー、ミスプロを全部持っており、どこが強調されても相性は良さそう
- 母の成績からスピード不足だったのかなと推察されるため、短距離血統のダノンレジェンドからスピードを補う良い配合といえる
立ち姿の評価
- トップラインは緩やかで首から臀部まで綺麗なライン
- 縦横のバランスは均等、前中後もやや胴が長めだがほぼ均等
- 筋肉の凹凸は目立たず柔らかそうで、量はまずまずある
- 肩、繋ぎの角度は標準、後肢は直飛
- 顔の大きさは標準、首が少し長め
- 顎は分かりづらいが腹袋もゆったりしており飼い葉食いは良さそう
- 知性が宿る黒眼で穏やかな顔立ち
歩様の評価
- ゆったりとした歩様で落ち着いている
- 前肢の出は肩から動かせているもののやや物足りない
- 後肢は飛節は伸び踏み込みは標準的
- 後肢の捌きは歩く速度が遅いこともあり非力に見える
- 臀部を揺らして歩いており非力に見える
- 時折余所見をしつつも落ち着いて歩いているが元気がなさそうにも見える
近況報告
20.11.06 北海道・日高町の坂東牧場在厩。
広尾サラブレッド倶楽部
初期馴致をスムーズに終え、現在はおもにトラックにてダク1000m、ハッキングキャンター2500mを乗られています。馬体重422kg、体高156cm、胸囲174cm、管囲19.5cm(10月中旬測定)
「初期馴致を難なく消化してくれたように、ピリッとしたところはあっても扱いにくいタイプではなく、人に対しての当たりもキツくない馬。性格的にストレスを溜め込む方ではありませんので、心身ともに健全なコンディションで育成調教に臨んでくれていますよ。目下は現行のメニューをしっかりと継続し、基礎づくりに専念。5月生まれでも完成度は高い印象を受けています。ダートで面白いのではないでしょうか」(荒木マネージャー)
ダノンレジェンド産駒が2歳戦のダートで活躍しているので、新種牡馬としての魅力は感じます。他の1歳募集馬と同じく価格が手頃なので、勝ち上がって長く走ってくれるだけでも十分出資価値はあります。
不安点はソヴールトウショウ’19と同じく馬体重が低いことと、筋肉の柔らかさがダートでどうかという点です。
馬体重は、5月産まれなのでまだまだ成長余地がありそうです。筋肉の力強さという点では、歩く速度が遅いので心配です。後肢の捌きも緩慢で力が入っていないように見えます。
出資判断としては、様子見が妥当と考えます。コマンドブルックスの育成過程を見ますと坂東牧場の育成はやや慎重に思えますので、育成ペースを見ながら出資を考えることで良いと思います。
マイレージ用と考えた場合には、1000口ですので、維持費が一口当たり600円になりますから、口数確保に考えるには維持費が高めですので、ポイント戦略的にもソヴールトウショウ’19でいこうと思います。
-
前の記事
広尾TC募集馬出資判断(ソヴールトウショウ’ 19) 2020.11.12
-
次の記事
広尾TC募集馬出資判断(コートリーラッシュ’ 19) 2020.11.13
コメントを書く