マミリアス初美浦では環境の変化で疲労するも2度目は動きよく

マミリアス初美浦では環境の変化で疲労するも2度目は動きよく

ゲート試験合格後一旦放牧

コロナ禍で中々写真がアップされず、それを待っていたら5ヶ月経とうとしています。久しぶりの投稿となりました。

(いや・・・単にシルク、キャロの募集時期だったからだと・・・)

シュウジデイファームでは順調そのもので動きも良かったのでゲート試験合格後にそのままデビューまで行くかと思いましたが、初の美浦でストレスを感じたのか疲労感があるということで一旦放牧になりました

馬にとって環境の変化は想像以上に負担がかかるものなんだなと改めて思いました。

そういう点では、プライムラインといい、カイザーノヴァといい、矢作厩舎の2頭は、ゲート試験合格からそのままデビューしていますので、環境の変化に強いタイプだったのでしょう。

それとも矢作厩舎のケアが素晴らしいのでしょうか。もちろんどちらもありそうに思います。

「動きそう♪」

勝手に♪を足しました。丸山騎手が調教に乗ってくれて、「動きそう」と言ってくれました

調教と競馬は違いますから必ず結果が付いてくるとは限りませんが、あまりこういうコメントは見ないので期待が高まります

動き自体は良さそうで、帰厩後は根本先生の調教メニューを無難にこなしてくれていますので、順調が一番ですからデビューまで続いて欲しいと思います

デビューは最短で10月17日、18日のマイル前後ということで、芝レースをリストアップしてみますと、東京で2つ、新潟で1つあります。

  • 10月17日(土)
    東京5R 芝1,600m
    新潟2R 芝1,400m
  • 10月18日(日)
    東京5R 芝1,800m

東京なら丸山騎手で、新潟なら藤田騎手といったところでしょうか。

東京はどちらもメンバーが揃いそうですが、マミリアスも負けていないと思いますので楽しみです

近況報告

20.10.01
美浦トレセン在厩。昨日、Bコースにて3頭併せで追い切られています。
「時計、内容ともにまだ無理はさせていませんが、ここまでコンスタントに乗れていることですし、丸山元気騎手も『動きそう』と言いますからね。デビュー前の2歳馬ゆえに、まだ緩さがあるのは仕方のないところ。この先は古馬などパートナーを変えて追い切りを行い、さらに感触を窺ってみようかとも思っています。イメージは芝のマイル前後。最短で10月17、18日の週のデビューを意識していきましょう」(根本調教師)

20.09.24
美浦トレセン在厩。今朝、坂路にて速めの本数を消化しています。
「今週は併走相手のペースに合わせる格好となりましたので、時計はそれほど出ていませんが、調整自体は順調にきていますよ今度は(周回フラット)コースでやる予定になっており、さらに乗り込んでいく中で、デビュー時期や目標レースを定めていければと思っています」(根本調教師)

20.09.17
美浦トレセン在厩。今朝、坂路にて時計を出し始めています。
同じ2歳馬と併せて、最後まで余力がありました。体重のある助手が乗ってこれくらいの時計のほうが、ちょうど良い負荷になりますからね。これを機に段々と時計を詰めていければと思います。体が緩いのはこの時期の2歳馬ですから仕方のないところ。それでも前回の入厩時よりは、しっかりしてきた感じでしょうか。今のところイメージは芝、距離についてはもう少し進めていきながらですね」(根本調教師)

20.09.10
美浦トレセン在厩。今朝は普通キャンターでの調整となりました。
「牧場での評価も悪くないようですが、まだ若馬特有の緩さを残している段階ですからね。目下は慌てずじっくりと。来週から速いところを乗り出してみて、当たりをつけていければと思っています」(根本調教師)

20.09.09
本日、美浦トレセンに帰厩しています。
「きのう15-14程度を乗ってトレセンへ。ここからは調教師の手元で進めていくことになりました。現時点ではまだ太め感のある体つきですが、それでいて動きが良いわけですからね。今後の成長も含めて、楽しみな部分が多い馬だと思います」(伊藤マネージャー)

20.09.02
テンコートレーニングセンター在厩。引き続き、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
「月曜日に調教師が来場し、馬体を確認。性格の良さに加えて15-15での動きに好感と、ここにきて楽しみが増えましたよね。とはいえ、デビュー前の若馬ですから、オーバーワークに注意しながら、じっくり鍛えて時計を出していければと思います」(伊藤マネージャー)

20.08.26
テンコートレーニングセンター在厩。先週同様、坂路を中心にハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
「おもに火曜と金曜日に速めを乗っており、ときには馬なりで13秒台になることも。未知の部分が多い段階ではありますが、いいスピードを持っており、しっかりと走れそうな印象ですよね。手がかからない素直な性格というのも理想的。これらの資質がうまく生きて欲しいですし、うまく伸ばしていければと思います」(伊藤マネージャー)

20.08.19
テンコートレーニングセンター在厩。坂路を中心にハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
引っ張りきりの手応えで15-15を駆け上がってきましたし、乗り役も『なかなか動けますよ』と評価が上がってきている様子。走りにキレ、馬体に幅が出てくるなど、ここにきて色々な面で成長を見せてくれているのは良い傾向ですよね。今後のさらなる変化、良化にも期待を寄せたいと思います」(伊藤マネージャー)

20.08.12
テンコートレーニングセンター在厩。坂路を中心にハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の15-15を開始しています。
「だいぶ動きが良くなり始めており、ここからは週2回の15-15を織り交ぜながら。ここ数日はかなり暑かったものですから、朝の9時までにはすべての調教が終わるように登坂。体調を崩すことなく、日々元気に取り組んでくれていますよ」(伊藤マネージャー)

20.08.05
テンコートレーニングセンター在厩。坂路主体の調教に移行しています。
「坂路2本乗りを開始しており、普段は1本目に軽め、2本目にハロン18秒ペースのキャンターを消化。昨日から週1回の速め(終い2F15-15)も取り入れ、乗り進めています。だいぶ暑くなってきましたが、屋根が高く、ミスト付きの新装された厩舎棟に入れていますので、影響は少ないものと思われます」(伊藤マネージャー)

20.07.29
テンコートレーニングセンター在厩。すでに騎乗を再開しています。
「現在は、周回コースにて軽いキャンターを2500m程度。ここから改めて坂路入りへとつなげていきたいですね。目下はオーバーワークに気をつけながら、乗り込みを重ねていきたいところ。全体的なパワーアップを図り、成長を促していければと考えます」(伊藤マネージャー)

20.07.22
テンコートレーニングセンター在厩。現在は、トレッドミルにて普通キャンターの調整となっています。
脇周辺の一部に皮膚荒れが生じましたので、大事を取って騎乗を控え、今はトレッドミルで調整中。立ち上げ後の坂路入り直前、乗り込みを強化していく段階で少し疲れていたのかもしれません。おそらく数日ほど様子を見てあげれば大丈夫かと思いますので、機を見て、騎乗調教を再開していく予定です」(伊藤マネージャー)

20.07.15
テンコートレーニングセンター在厩。今週より、騎乗を開始しています。
「現在は、おもに周回コースにて軽いキャンターを2000mほど消化。様子を見ながら、徐々にペースを上げていきたいですね。疲れが溜まっていたとは言え、環境の変化やゲートによる若馬特有の疲労感。どこか馬体にダメージを負った訳ではありませんので、ここから改めて乗り込みを進めていき、鍛えていければと思います」(伊藤マネージャー)

20.07.08
テンコートレーニングセンター在厩。ウォーキングマシン運動後、トレッドミルでの調整を開始しています。
「トレッドミルで少しずつペースを上げ、現在は軽いキャンターで3000m相当を消化。ここにきてだいぶ元気を取り戻しつつありますので、来週もしくは再来週くらいから馬場入りを検討していければと思います。いくらか体に幅が出て、男馬らしく見せるようになるなど、これから成長してくれそうな雰囲気を漂わせています」(伊藤マネージャー)

20.07.01
テンコートレーニングセンター在厩。現在は、ウォーキングマシン80分にて管理されています。
「カリカリしたりゴネてみたりと分かりやすく反応を示すタイプとは異なり、普段から手がかからず、何事も我慢して抱え込んでいくような性格のようにも見て取れますからね。若馬ですし、扱う側が手助けしていく必要があるかと思いますので、まずは心身(特にメンタル面)の疲れを取り除き、リフレッシュさせてあげたいと考えます。機を見て、トレッドミルでの調整に移行する予定です」(伊藤マネージャー)

20.06.25
昨日、テンコートレーニングセンターへ放牧に出ています。
「ゲートを一発で合格できたのは良かったのですが、きっとここまでの練習や試験、それに暑さなども影響して、疲れが溜まってしまったのでしょう。週明けから乗ろうと試みたところ、やはり疲弊している様子でしたので、いったん放牧を挟んであげることに決めました。まだ成長途上の段階ですし、急いで畳み込むようなタイプの馬ではありませんからね。ここは無理せず、牧場でさらに成長を促してあげたいと考えます」(根本調教師)

20.06.19
美浦トレセン在厩。本日、ゲート試験に合格しています。
「練習の一環として今朝ゲート試験を受けてみたところ、合格をもらうことができました。今日は涼しいので助かりますが、ここ連日の暑さでやや元気がなく、牧場へ見に行った時と比べてどこかクタッとした印象で、歩くのも億劫な感じに映るんですよね。週明けにかけての様子なども窺いながら、ワンクッション挟むべきかどうかを決めていきたいと思います」(根本調教師)

20.06.18
美浦トレセン在厩。おもに坂路にて調整されており、ゲート練習も開始しています。
「初めての環境、そしてこの暑さと少々お疲れ気味ではありますが、様子を見ながらゲート練習を進めさせてもらっているところ。すでに入りと駐立、発進後の走りは問題ありませんので、あとは一歩目の出の反応ですね。明日の練習で進展が窺えるようであれば、来週あたりにゲート試験を受けてみようかと思います。まずは試験合格を目指しましょう」(根本調教師)

20.06.12
本日、美浦トレセンに無事入厩しています。

20.06.11
テンコートレーニングセンターにて、順調に速めの本数を消化。明日の美浦トレセン入厩が予定されています。
「先週、併せ馬で15-15から終い13.7をマーク。今週は暑さや輸送を考慮してハロン17~18秒程度までに留め、移動に備えています」(伊藤マネージャー)
「火曜日に牧場へ行って確認してきました。馬体が黒光りしていて、順調そうでしたよ。まずはトレセンの環境に慣らし、ゲートから着手していきましょう」(根本調教師)

20.05.29
テンコートレーニングセンター在厩。現在はおもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。先週末より、週1回の15-15を開始しています。
仕上がりに時間を要するようなタイプではなさそうですし、この時期に難なくペースアップができる順調度は頼もしいですよね。前向きにしっかりと走れており、速めを乗った後も飼葉喰いは良好ですので、ほどなく週2回の15-15へ移行できるものと思われます。調教師によれば、『6月2週目の美浦トレセン入厩を目指して』とのこと。ゲート練習も問題なくこなしてくれていますよ」(伊藤マネージャー)

広尾サラブレッド倶楽部
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