レディグレイ出遅れて見せ場も作れず…背腰の疲労が慢性化してる?
- 2020.05.23
- キャロ レディグレイ
- キャロットC, 牝馬, 1勝C
よくがんばった
前走後は背腰のケアをしながら調整してきたレディグレイでしたが、スタートで出遅れ、その後も追い上げできずに見せ場なく12着でゴールしました。
新潟の天気が良くて発送直前に稍重から良に変わったことも不運でしたが、内枠で出遅れましたので、乾いた砂を被ったと思います。それが原因か、腰の疲れで押し上げていけなかったのか、それとも両方が原因かは分かりませんが、後方追走になってしまいました。
前に行った馬が上位入線しているように先行馬有利のペースになったことも災いしました。自分の競馬が出来なかったことは、1200mダートのワーストタイムに終わったことが物語っていると思います。今日は一生懸命走ってくれましたが、本来の力を出せませんでした。
先に東京を走ったユールファーナが同じように出遅れましたが、すぐに何頭か追い抜いてポジションをあげました。同じようにポジションを上げていくことができませんでしたので、1200mのペースに付いていきにくくなってきたのか、見えない疲れが腰に溜まっているのか、これまでの力強いレディグレイは見られませんでした。
静養するのも一手
スタート後のダッシュがしにくくなっているのかもしれません。近況報告には背腰の疲労のコメントが多いですし、慢性化しているようにも感じますので、これから暑さも増してきますから北海道に静養に出てもいいかもしれません。
あとは距離を長くしてみるのも手かもしれません。2戦目の1600mで距離が長いと判断されたのですが、あれから1年4ヶ月経っていますから、適性が変わってきていることも考えられます。
宗像先生がその当たりはしっかりと見てくれると思いますので、来週の更新を待ちたいと思います。
レース回顧
(画像:JRA)
近況報告
20/5/23 宗像厩舎
CARROT CLUB
23日の新潟競馬では後方2番手からの競馬になり、直線に向いて外から追い上げようとするが12着。「前走は砂を被ったことで進みが悪くなり流れに乗れなくなりましたが、今回はそのこともあったかもしれませんがスタートで苦しいような格好になり進んでいけませんでしたね…。背腰のケアをしっかりと施しながらレースへ臨んだつもりでしたが、思うような競馬ができず申し訳ありません。力を発揮できれば勝ち負けできるだけの馬なのですが、上手くいかず本当に悩ましいです。申し訳ありません」(宗像師)前走で砂をかぶり進まなくなったところもあったので、今回はできれば外目の枠からスムーズな競馬ができればと思っていたのですが、残念ながら内枠が当たってしまいました。その不安を抱えたままレースへ向くことになりましたが、それ以前にスタートを思うように出られず後方からになり進んでいけませんでした。力を発揮できれば上位争いができる馬なだけに連続して思うような競馬ができず悩ましい限りです。背腰に弱さを抱えていて、苦しさが出たようなスタートの仕方をしていただけに反動が気になるところなので、今後は放牧も含めて検討していきます。
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