レディグレイ最終追い切りで態勢整う

実は得意な中山1200ダート

前走2着とこのクラスで力のあることを示してくれたレディグレイが、放牧をはさんで同じ中山1200mダートの舞台に戻ってきました。

前走後はてっきり未勝利戦を勝ち上がった東京1400mダートに向かうと思っていましたが、そのまま放牧し中山開催を待っての復帰という形です。宗像先生は東京より中山の方が合っているという判断だと思います。

東京1400mダートは未勝利戦を勝ち上がるときに勝ち負けの競馬を続けましたから一番得意なコースという印象が強いですが、戦績を見ますと中山1200ｍダートでも良積を残しています。

3戦して、0-2-0-1です。1度の着外（8着）時の敗因は、テンに付いていけなかったことが直接の原因ですが、その理由として、特にペースが速かった、休み明け、昇給初戦、距離短縮、骨りゅう不安ということでした。

19/9/15　宗像厩舎

１５日の中山競馬では二の脚の差もあり後方からの競馬を余儀なくされる。何とか追走しつつ直線へ向いて差を詰めてくるが８着まで。「今日はちょっと忙しかったですね…。１２００ｍへの距離短縮、昇級初戦ということが重なったこともあるのでしょうが、その中でも今日は特に速かったように感じ、馬も追走に相当苦労していました。それでも最後まで諦めずに走ってくれたのはとても良いことですよね。今回結果を出せずに申し訳ないのですが、この競馬にしたことによっておそらく次はもっと競馬がしやすくなるはずです」（内田騎手）「スピードがないわけではないし、以前にも走っているように牝馬限定戦の１２００ｍなら問題なく対応してくれるはずと思っていましたが、今日は久々の芝スタートもあってか前半から追走に苦労してしまいました。骨りゅうを持っている馬でもありますし、少し気にした部分もあるのかもしれません。それでも人馬ともに最後まで諦めることはなく走ってくれました。そのことによって最後は詰めてくる走りを見せていたので、これは次に繋がるはずです。反動が心配なのでよく確認しますが、背腰のケアもしてあげたいので、基本的には一回放牧を挟んでから次走について考えていく形を採るつもりでいます」（宗像師）脚元のケアと並行しながら乗り込んできましたが、悪くない形で競馬へ向かえたように思えました。ただし、スタート後の二の脚の差で先団グループに少し置かれ気味になり、道中の流れの速さにも苦労して余裕のない走りになりました。それでも諦めずに最後まで走ったことに一定の評価はできると思いますし、次はまた違うはずです。馬体だけでなく骨りゅうのある脚元のケアも施したいのでこのあとは放牧を挟む予定ですが、次走での巻き返しが今から楽しみです。

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中山連戦でクラスを上げ秋に向かうか？

当時から先生は、スピードがあるので1200mが短い訳ではないと言われてましたし、その後の成績はそれを証明しています。

中山開催は4月19日まで続きますので、連戦予定だと思います。さすがにその次の中山開催は9月ですので、夏競馬を使うと思いますが、中山でポンポンと勝ち上がってくれたら、夏は休養するかもしれません。

ちょっと先過ぎる話になってしまいましたが、今回はもちろん勝ち負けを期待します。枠も真ん中のいいところを引き当てましたので、マイナス要因はなしと言っていいと思います。レディグレイがんばれ！

近況報告

20/3/18　宗像厩舎
１８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒８－５３秒３－３９秒４－１２秒４）。「先週の１週前追い切りでは騎乗者が促すようにしながら動かして負荷をかけてありました。そのあとのコンディションを見ているといい方向に変わってきているなと思える感触を得られていました。腰の感じが特に良くなってきたなと思えたので、今週は土曜日の競馬を予定しているし、この感じならば必要以上に負荷をかけることもないからサッと整える程度でいいと判断して指示を出しました。先週と同じくウッドチップコースで外々を立ち回ってじわっと動かしていますが、程よい時計、程よい動かし方でまとめられ、動きも悪くなかったと思えましたよ。無事に態勢を整えられたと感じましたので予定通り投票を行いました。想定段階では１～２頭の除外が出るかもしれないと思える状況だったので心配しましたが、結果、抽選対象になることなく無事に出走が確定しています。前回に続いて今回も石橋ジョッキーにお願いをしていますし、いいイメージで競馬へ向かい、いい結果を出してくれたらと願っています」（宗像師）２１日の中山競馬（４歳上１勝クラス・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に石橋騎手で出走いたします。

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20/3/11　宗像厩舎

１１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒８－５３秒０－３９秒０－１２秒０）。「先週は丸田を背にしましたが、今週はスタッフ騎乗で追い切っています。ウッドチップコースに移って外ラチ一杯を走らせる形を採りました。レディグレイが先行して追いかけてくる馬と直線で体を並べてじわーっと伸ばしています。乗り手が異なる分、先週と今週とで単純な比較はできないものの、促しながら動かしていく必要があったので、まだ良くできる部分はあるのかなと感じました。それでもしっかりと動かせたのは確かなので、来週にはそれなりに態勢が整うのではないかと見ています」（宗像師）２１日の中山競馬（４歳上１勝クラス・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に出走を予定しています。

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20/3/5　宗像厩舎

４日は軽めの調整を行いました。５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒３－５３秒７－３９秒６－１２秒６）。「放牧先で調整してもらっていて程よくフレッシュな状態にはありますが、この馬のウィークポイントであるトモには変わらず弱さを感じられるので、ケアをしっかりと行いながら調整を進め出しています。今週は今朝木曜日に時計を出すことにし、朝一番の組で丸田を背にして馬場に入り、ウッドチップコースで併せ馬を行っています。時計的には７０－４０で、終いをじわっと伸ばすもの。時計的にも内容的にもほぼ思惑通りのものを行えていますよ。丸田の感触を聞くと、トモの踏み込みにまだ物足りなさを感じるということでしたので、引き続きしっかりとケアを施していき、競馬を目指していけるようにしたいと考えています」（宗像師）状態次第ですが、今のところ２１日の中山競馬（４歳上１勝クラス・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に出走を予定しています。

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