ユールファーナ優先出走権利内の出走を目指し帰厩
- 2020.05.13
- キャロ ユールファーナ
- キャロットC, 牝馬, 未勝利
翌週のレースを目指す
前走は、M/デムーロ騎手の積極策で3着と好走したユールファーナですが、優先出走権を行使できる期間内の出走を目指すとしつつ、精神面を考慮して一旦天栄に放牧に出ていました。
優先出走権利の行使期間は、番組表に定められていますが、4月26日の競争で取得した権利の行使期間は、5月23日(土)、24日(日)までとなります。自ブロックの番組に出走する場合に有効ですので、ユールファーナの場合は、東京9日目、10日目か新潟最終週の番組を選択できます。
急仕上げ?大丈夫でしょう
そうしますと一週前追い切りは今週になりますので美穂トレセンではできず、変則的に追い切りを行って、最終追い切りのみでレースに向かう形になります。急仕上げのようにも思えますが、元々、優先出走権利内での出走も想定されていましたから、状態に関しては問題ないと思います。
天栄でもそのつもりで調整していますでしょうし、馬の仕上がりに関しては心配はなさそうです。先週の帰厩がなかったので、もう権利ない出走はないと諦めかけていましたが、ユールファーナも頑張ってくれたようです。
愛馬の出走ラッシュ
ユールファーナの次走は、5月23日の1400m芝を第一に考えるということで、相手関係によって24日の1400ダートの牝馬限定戦もあり得るでしょうか。新潟には1400mの番組がありませんのでないと思います。
ここにきて、キャロット3姫の出走が相次ぐ形となりました。オークスもありますので、愛馬の出走ラッシュがしばらく続きそうです。
★はあくまで勝手な予想です
- ユールファーナ 5月23日 東京3歳未勝利戦1400m芝
又は 5月24日 東京3歳未勝利戦1400mダート(牝)★ - レディグレイ 5月23日 新潟4歳1勝クラス1200mダート(牝)★
- リアアメリア 5月24日 オークス
- タイズオブハート 6月6日 阪神3歳未勝利戦1400mダート(牝)★
近況報告
20/5/13 和田勇厩舎
13日に美浦トレセンへ帰厩しました。「前走後、天栄へ放牧に出して現地でリフレッシュを図りつつ今後の方針を探っていくことにしましたが、優先出走の権利を行使できる期間内の出走を考えられそうな状態にあるということでした。間がそう空いていないこと、仕上がりが早いタイプであることから強い追い切りを何本も要るタイプではないので、天栄で直前まで乗ってもらって今日連れてきています。環境が変わってカイバ食いが変わらないかどうかを改めてチェックし、問題ないようであれば整えて来週の出走を目指していくつもりです」(和田勇師)状態次第ですが、今のところ23日の東京競馬(3歳未勝利・芝1400m)に出走を予定しています。20/5/12 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「先週の後半に乗り出してみて、対応できそうに思えたことから、権利内の出走を目指してその後の調整を行っていました。今朝は後肢への負担を考慮して周回コースで速いところを行っていますので、この後の状態を確認して大丈夫であれば今週トレセンへ送り出す予定です」(天栄担当者)20/5/5 NF天栄
トレッドミル調整を行っています。「回復が早ければ権利内での出走を目指すというプランも持ったなかでいったん放牧に出てきています。実際は、背腰に傷みがあり万全とは言い難いので、今は騎乗者の負担をなくした状態で運動できるトレッドミル調整を行っています。この後の様子を見たうえで今週中に乗ってみる予定で、対応できそうかどうか見極めていきます」(天栄担当者)20/4/30 NF天栄
30日にNF天栄へ放牧に出ました。20/4/29 和田勇厩舎
CARROT CLUB
29日は軽めの調整を行いました。「レース後の反動の有無を見ていますが、体はまだ戻り切れておらず412キロです。また、競馬で打撲したようで右トモの球節周りに腫れが見られました。時間を置けば落ち着いてくるものと思えるため心配はいらないでしょうが、体は精神的なことも考えると短期間でもケアとリフレッシュに充てたほうがいいだろうという判断に至りました。近々いったん天栄へ放牧に出しますので、現地で様子を見てもらって、もし権利内に次走を考えられそうなら戻してサッと使うことも検討していきます」(和田勇師)
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