ユールファーナ横山武史騎手の最高のエスコートに応え3頭追い比べをアタマ差で制す！！

みんなを笑顔にする勝利

ユールファーナが見事に未勝利戦を勝ち上がってくれました♪

姉妹すべて勝ち上がり

お姉さんのフィルムフェスト、妹のリリアンフェルスはともに新馬勝ちしており、次女を心配してくれていたと思いますが、これで安心してもらえます。

ユールフェスト産駒3姉妹は全頭勝ち上がりとなりました。

デビューから一年近く

育成時から柔らかい馬体、スピード能力、そして勝負根性を評価されていましたユールファーナにとって、初勝利は意外にもデビューから一年近く後になりました。

丸山騎手、デムーロ騎手、レーン騎手と跨ってくれた騎手からの評価は高く、いつ勝ち上がってもおかしくないと思わせてくれましたが、競馬に行くと調教どおりに走ってくれませんでした。

Haloのクロスがもたらすスピードと柔らかい筋肉が、中々締まってこないからだと思いますが、非力なところが抜けずスタート後のダッシュがつかずに中団からの競馬を強いられたことも、現在の先行有利な競馬で苦労したところだと思います。

今回も相手関係では抜けた実績でしたが、僅差の勝利となったのは、まだ緩さが抜け切っていないからだと思います。

父がハーツ産駒のジャスタウェイですから晩成血統だと思いますし、これからは今回のようにしっかりと勝ち切る競馬を続けてくれると思います。

札幌行きの英断

和田先生も距離やダートを試し、この仔を何とか勝ち上がらせようと工夫していただきました。

続戦もできる5月の東京開催中に、時期的にラストチャンスとなる札幌行きを提案されたことは近況報告どおり難しい選択だったと思いますし、ご英断と思います。

関係者がユールファーナを含み信じ合って取り組まれた結果が今回の未勝利勝ち上がりにつながったと思います。

ユールファーナ、和田先生、厩舎の皆さん、ノーザンFの皆さん、初勝利をありがとうございました。

レース回顧

（画像：JRA）

近況報告

20/8/16 　札幌競馬場
１６日の札幌競馬では中団の内を立ち回りながら脚を溜め、勝負どころから進出を開始して直線外に出すと力強く伸びて最後の最後に前に出て見事に優勝。「ザ石は一過性のものだったとは言え、慎重にならざるを得ませんでしたし、この１週間の調整にはより神経を遣いました。その状況下で迎えた今日のレースでしたし、何とか勝ち切ってくれればと思っていましたから本当に良かったです。今の馬場は内側があまり良くなくてどちらかというと外のほうがいいという状況に思えていましたから、内枠からのスタートがそこまで速くなかったのでハラハラして見ていました。馬の頑張りに頭がさがりますし、乗りに乗っている鞍上の好リードにも助けられましたね。本当に良かったです。それにしても、前走後、思い切って札幌に的を絞った経緯もあったので無事に勝たせてあげられてホッとしています。会員の皆様おめでとうございました」（和田勇師）デビュー前から動きの良さを見せていてチャンス十分と感じていたのですが、勝てそうで勝てないというレースが続き、非常に歯がゆい思いをしていました。春の東京戦の内容と鞍上のアドバイスも参考にし、馬の体質面も考慮して前走後は思い切って札幌滞在を目指すことにしましたが、賭けでもありました。見事に勝ち切ってくれましたので、馬を信じた陣営の英断だったと言えるのではないでしょうか。もちろん、厩舎スタッフならびにＮＦ天栄、ＮＦ空港スタッフの方々の尽力の賜物でもあり、一丸となって挙げた勝利とも言えると思います。蹄はおそらく大丈夫なのではないかと思うものの、観察しながら臨んだ経緯もありますので、今後はおそらく大事を取り秋に備える形を本線に考えていくことになると思います。

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