フィルメーザ初戦はMTO!?
優等生返上か?
フィルメーザがデビュー戦を迎えましたが、M(まさかの)、T(タイム)、O(オーバー)になりかけでした。
札幌5R 2歳新馬戦 芝2,000m
走破タイム2.07.9というのは、ダートでもなかなか遅い部類だと思います。
スタートのタイミングが合わず出遅れたのは仕方がないとして、どういった戦略で行くのかと思うも束の間、置いていかれそうな脚色で最後方を付いていきます。
そして、そのままさらに差を広げられてゴールと、見所が全くなかったレースとなりました。画面にほとんど映っていませんのでレース回顧は割愛しますが、あまりにも酷いレースでした。
優等生女子を返上して(勝手に与えたもんなんですが・・・)、なりふり構わず我武者羅女子で頑張って欲しいと思います。
敗因は?
敗因は、仕上げ不十分というところですが、スイッチが入らなかったとのコメントもあり、どちらもだと思いますが、せめて競馬ができるくらいに仕上げて出走させてほしいと思います。
次走に向けて
美浦に戻してリフレッシュ放牧し、馬に合わせるように攻めの強度を上げていくということで、巻き返しを期待したいと思います。
今回は、周囲に他馬をおいて走ったわけではなく、ほぼ単走で回ってきただけですので、レースを経験できたわけではなくフィルメーザにとってもレースを誤解しそうで良い影響を与えないと思います。
小手川先生はじめ、外厩の岩城ステーブルさんには、しっかりと取り組んで欲しいと願います。
個人的には、坂路のある施設で鍛えてほしいと思いますので、岩城ステーブルさんだけではなくて、他の施設も併用して、次はフィルメーザに競馬をさせてあげられるような仕上げをお願いしたいと思います。
近況報告
20.08.02
広尾サラブレッド倶楽部
スタートがひと息で、道中は最後方を追走。勝負所より徐々に差を広げられてしまい、結果7着での入線となっています。
「札幌入り後から今日までテンションは大丈夫でしたが、まだメンタルが高ぶりやすかったり、背腰が疲れやすかったりする面がありますからね。手加減しながらの追い切りとなっている分、調教量が足りていなかったのかなと。3~4コーナーで離されてしまったように、競馬に行ってスイッチが入りませんでした。現状から洋芝は悪くないかと思っていたのですが…」(小手川調教師)
◆成長途上にある本馬の心身を気遣いながらの調整となっており、まだ本格的に負荷をかけていない段階。それだけに今回は追走で手一杯となってしまいましたが、この経験も糧にしつつ、徐々に前進を図っていければと考えます。なお、このあとは、「美浦に戻して一旦リフレッシュ放牧へ。馬に合わせるように少しずつ攻め馬の強度を上げていきたい」(師)ところです。(HTC)
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