シルク2022募集馬人気薄?馬出資判断(その2)

シルク2022募集馬人気薄?馬出資判断(その2)

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シルクHCの人気薄?馬の出資判断その2です。

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  • 出資判断は、診断などと異なり、管理人の主観的なただの感想です。

64位 10 シャクンタラーの21 【49件】

(出典:シルク・ホースクラブ)

父 ドレフォン
母父 ゼンノロブロイ
 白老F
4月10日
体高152.0cm 胸囲173.0cm
管囲19.0cm 体重452kg
2800万円(5.6万円)
美浦 高柳瑞樹

【出資判断】
母シャクンタラーはシルク所属馬。芝の中距離を主戦場に12戦2勝です。500kgを超える馬体で逃げ、先行、差しと自在な競馬ができました。新馬勝ち後、OPコスモス賞3着の後、3戦連続で複勝圏内に入り堅実な走りを見せてくれました。3歳秋から調子を落とし、4歳で3戦するも入着どまりとなり、明け5歳の冬に繋靭帯不全断裂で引退となりました。

血統は、ドレフォン×ゼンノロブロイの2019年産駒が7頭デビューして4頭が勝ち上がっており、まずまずの成績です。デビューも早く6月、7月に3頭、10月以降3頭と、全頭2歳までにデビューしています。母のデビューも7月、第1仔のマニカルニカ(父エピファネイア)も6月と早いので、早期デビューを期待できそうです。

馬体は、気になりますのが管囲19.0cmです。カーペンタリア(モシーンの19)が管囲18.9cmで470台、490台で競馬して勝ち上がっていますので、400kg台であれば大丈夫そうです。ただ、繋の角度が60度と起繋のため、脚下への配慮は欠かせないと思います。あと、腰が大きめで、首が少し短めです。

動画では、前肢がオフセットニーに見えますが、腕節辺りがちょうど黒いので見づらくはあります。前肢に外弧歩様が見られます。後肢はしっかりと動かせています

まとめますと、前肢の不安をどう評価するかに尽きると思います。管囲はぎりぎり許容できる範囲と思いますが、起繋や腕節は正直不安です。馬体重も母が500kg超まで成長しているように、この仔も現在452kgあるように500kg超まで成長してもおかしくなく、脚下への負荷が増し不安材料が増えます。第3仔で走り頃ではありますが、脚下への不安は拭えず、価格も決して安価ではありませんので、できれば様子見したいところです。

65位 8 ブリスフルデイズの21 【48位】

(出典:シルク・ホースクラブ)

父 エピファネイア
母父 キングカメハメハ
 ノーザンF
3月31日
体高150.0cm 胸囲172.0cm
管囲20.0cm 体重419kg
4000万円(8万円)
美浦 黒岩陽一

【出資判断】
母はサンデー所属。1勝で引退となり、唯一の勝利は1400mダートでした。牝系にエアグルーヴの母ダイナカールがいる良血ですが、母の成績は振るいませんでした。芝2000mでデビューしましたが、その後はダートに変わり、ダ1800mよりダ1400mが主戦場でした。

血統は、エピファ×キンカメは黄金配合ですが、この配合の活躍馬はすべて母母父サンデーなので、母母父トニービンはこの仔が初めてだったのは意外でしたが、どうでるか楽しみというところでしょうか。トニービンよりダイナカールの血の方が個人的には楽しみがあります。

馬体は、少し胴が長めです。繋ぎは58度と少し起ち気味で、比較的胴が長めに映るのも肩が母に似て立ち気味だからかと思います。その他の部分は標準です。肩周りの筋肉の盛り上がりが目立ちますので、腰周りにも欲しいところですが、筋肉の質は筋張らず柔らかそうに見えます。

動画では、雄大な歩様で腰周りの筋肉もよく、画像より良く見えます。後肢の踏み込みは標準的で、前肢も立ち肩だからか大きく動かせていませんが、全体的にはとても好印象です。ただ、耳を長く後ろに倒していて、目はとろんとしていますから興奮していないとすれば、警戒心が強そうに見えます。

まとめますと、牝馬でもこの価格に見合う良馬体だと思います。血統も牝系がしっかりしていますので、楽しみな気持ちの方が勝ります。トニービンの緩さはノーザンテーストが締めてくれそうですから、早めデビューはないかもしれませんが、秋くらいにはという感じでしょうか。

ではなぜ人気がないのかを考えた場合に、419kgと小柄だからでしょうか。しかし、3月末の生まれですから、さらに増えてくると思います。一般抽選に参加する価値は十分あると思います。

66位 34 サンドミエシュの21 【48件】

(出典:シルク・ホースクラブ)

父 リオンディーズ
母父 マンハッタンカフェ
 坂東牧場
2月2日
体高153.0cm 胸囲170.5cm
管囲20.0cm 体重416kg
1500万円(3万円)
美浦 青木孝文

【出資判断】
母はキャロット所属の未勝利馬です。この仔は第5仔で、これまで産駒の中央勝利がありません。ルーラーやローカナ、ドレフォンが付けられていますから、牧場からは期待されている母と思いますが、結果が出ていません。下の仔のシルク馬レヴァンドフスキもデビューできず引退となっています。

血統は、リオンディーズ×マンカフェのテーオーロイヤルが天皇賞(春)を3着を筆頭に、園田の方後CS馬リプレーザなどの活躍馬がおり、8頭デビューして、5頭勝ち上がりは高アベレージです。動画で紹介されているように黄金配合と言えると思います。牝系がスタミナ型のMonsunでどう出るかですが、活躍馬の例のようにミスプロでスピードを補った方が良いかもしれないと思います。

馬体は、胴が少し長めです。体高はあと少し伸びそうに思います。あとは標準で、少し小顔でしょうか。前後ろとも筋肉の張りは目立たず、もっと成長してほしいところです。お腹もすっきりしすぎていて、もう少したぷっとしてる方が好みです。

動画では、やや歩様が硬く、前肢は少し脚の運びがぎこちなく見えます。後肢は踏み込みも良くよく動かせていると思います。後ろから見ると左右の後肢がぶつかりそうで擦り傷を作りそうですが、意外と腰周りの筋肉はしっかりしてそうです。

まとめますと、体高がもう少し伸びそうですので、もっとしっかりとしてきそうですが、2月初めの生まれにしては、筋肉が物足りなく映ります。強調材料は父がリオンディーズの黄金配合という点だけになりますが、管囲もあり故障はなさそうですし、この価格なら今後の成長に期待しても良さそうに思います。

シルク×坂東牧場は結構好みです。

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